TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
第1話 サムの体調不良

一覧ページ

「第1話 サムの体調不良」のメインビジュアル

第1話 サムの体調不良

3 - 第3話 及川と体調不良

♥

55

2022年05月08日

シェアするシェアする
報告する

「んふぅ……朝だぁ~………疲れたぁ……」

いつもなら朝に疲れたなんて言わないはずなのに、今日はいつもとは少し違った。

「はぁ………めまいがする……」

あぁ……体調不良ね……出たよ。ホントにめんどい。及川さんは昨日の夜まで練習しすぎたからかな?ダメなんだぞ~。って、自分にいっても無駄だよね。

「朝御飯食べなきゃ………」

一階にいって、朝御飯食べてから制服に着替えよ。ソファで今日は食べよ。固い椅子で食べたら食よくなくなるね。

「あら、徹……顔色悪いわね。」

「そう?」

「うん………今日は休みなさい。昨日の夜中まで起きていた罰として。」

「え!?バレてたの!?」

まじか………こっそりやった気にってたけどやっぱり親ってスゲー………。

「ボールの音でわかるわよ!」

さすが……

「………そっか。じゃあ、今日は休む。」

仕方ない仕方ない。どっちにせよ、体はとても休みたがってるからね。

「うん。そうしなさい。あと、お母さんこれから大事な会議があるから、戸締まりよろくしね。あっ、学校への電話は……」

「学校には俺が伝えとくからいいよ。」

「………ごめんね。じゃあ、いってきます。」

「いってらっしゃい。」


……ケホケホ………ヤバい、熱上がってる気がする。その前に、学校に電話をするとしますか。

プルルルルルル プルルルルルル

《はいもしもし。》

「あ、あの先生今日体調が優れないので休みます。」

《わかりました。バレーの人たちにも伝えておきます。》

「ありがとうございます。」

はぁ………主将が休むなんてだらしないけど、体調崩して仲間に迷惑をかける方がだらしないね。

ふぅ……熱上がってるって言うのがわかるなぁ………だるくなってきた。

ピーンポーン

誰だ?

あ、そうだった…岩ちゃんと一緒にいくこと忘れてた。ソファから立ち上がるのツラッ………ただでさえ熱が上がってるっていうのにさぁー

ま、いいや。岩ちゃんのためだもの。


よっこらしょっと………

あーきつー……くらくらするわ。

「はぁ、はぁ、」

あ、ヤバイ完全に熱上がってる。何でこんなタイミングでこうなるんだよ………神様サイテー。岩ちゃんにこんなすがたみせたくないんだけど………あ!そうだ!お母さんの真似しよ。

「クソ及川!早くでろや!」

「は、はーい。」(クソ裏声)

「あっ、すみません。お母さんですよね?」

お!信じてくれた!よかったぁ~以外と軽いね!岩ちゃん!

「はい~徹ですか?」(クソ裏声)

「はい…。」

「あの子今熱で寝てるから今日は休むわね。」

「はい………。」

お!信じてくれたぁ~よかった顔会わせなくてすんだわ!ま、ドア越しだからね。ふぅ……んじゃ、戻りますか。

「あの!」

「え?………あ、はい!」

「及川にあってもいいですか?」

「え……どうしてですか?」

「熱なら、少し見舞いに……。」

「あ……えっと……それは………」

あ、やばっ………普通の声でしゃべっちゃった!何してるんだ俺!!!!!!

あー人生積んだ。

「ん?及川?おい……まさかお前………騙したなぁ!?」圧((

「え……あ……それは………」

「いいからドアあけろや!!!!!!」

ドンドンドンドン!!!!

いや、これ不審者……やばっ……

えーどうしよ………はぁ……仕方がない。

カチッ

俺もなんだかんだ言って岩ちゃんに甘いよなぁ~。

「………お、おはよう……ケホケホ……」

「…お……って……騙せる元気があるならドアぐらいすぐにあけろやぁぁ!!!クソ及川!!」

うぅ……そんなにふらないで……朝御飯食べたばかりだしたださえ熱も上がってるし、喉痛めたし(クソ裏声のせいで)…なんだったら、吐き気だって……

ゴポッ

あ………やばい……吐く…!

「ゲホッ……~ッはぁ、はぁ、ゲホッゴホッ…」

「あっ!!!!す、すまん!体調悪いの忘れてた。大丈夫か?」

「あ………うん……」

あれ?岩ちゃん少し涙目?

面白~い

「ハハハ……岩ちゃん…そんなことでなくの?」

「………だって…俺のせいで悪化させちまったから………。」

…岩ちゃん………きゅんです……。

「岩ちゃんって以外と優しいよね」

「誰が以外じゃ?あ”?」

「うわっ!ちょっ、吐いたばっかだから…襟つかむのやめてぇ~………!」

「あ……っ……!ごめん………」

ありゃまたかわいい。

「うん。わかったから、学校に行きなぁー」

「おう………帰りにまた寄る。お前のお母さん、帰ってくるの遅いだろうし、それまでかんびょうしてやる。」

「えー………殴られる未来しか頭に浮かばないなぁー」

「な!?………まぁ、いいや。んじゃ、」

「うん。またね。」



岩ちゃん………ってかわいかったんだなぁ……。

……熱上がったから(岩ちゃんにきゅんして)体温計で図ろ。


ピピピ


何度でショーか。

ん?え?38.9!?マジで!?岩ちゃんパワーすごっ

⚠️38.9は、ただの熱が上がっただけです。

岩ちゃんのせいではありません。

岩ちゃんパワーがあったとしても、すごくはありません。悪化しています。


はぁ………薬ってどこ?もういいや………寝よ。

めんどくさい………



















ぃ………ぁ……ぁ!!!!


ん?だれ?はぁ………寝かせてくれよ……

こっちはひどい頭痛と戦ってるんだしさぁ………

んでも、どっかで聞いたことのある声だなぁ……

どなた?って笑。じゃなくて…だれだろ。


「おーいかわっ!!!!!!」

「おいかわさんっ!!!!!」


え?国見ちゃんと、岩ちゃん?


「うわっ!!!!」

「おっ!」

「及川さん!よかった!起きたっ!」

「………このっくそおいかわ!ドンだけ心配させてんだよ!!!!」

「え……何で朝なのに二人がいるの?」

「は?なにいってるんすか。もう部活終わって俺は岩泉さんについてきたんですよ?」

「え?もうそんな時間!?」

「おう………」



「あはようございます。」

「あれ?岩泉さん…及川さんは?」

「ん?あぁ…今日あいつ体調不良で休み。」

「そ、そうなんですね………。」

「だから、帰りに少し及川の家によるんだけど国見もくるか?」

「え?いいんですか?」

「おう。いいぞ。」

「なんか、ありがとうございます。」

「おう。んじゃ、主将がいないから俺が代理か。………だるっ」

「頑張ってください!」

「あんがとよ。」









「よしっ!国見いくか!」

「はい!」

そうして走って帰った。

そして、到着。

ピーンポーン………


シーン


「ん?」


ピーンポーン………


シーン


「え?」

「………」

「………」

「ちょっ!及川!?起きてる!?」

「あ!鍵あいてます!」

「よし!入ろう!」



「はぁ、はぁ、はぁ、」

「!?!?及川!!!」

「及川さん!!!!」

「とにかく、ソファに寝かせるからお前は薬と水と熱冷シート持ってきて!たぶんそこの戸棚にあると思うから!!!」

「はい!!!!!」

どこた?どこ?お願い早く!

あっ!あった!!!!!!!

「ありました!!!!」

あとは水………

「はいどうぞ!」

「おう!ありがと!及川っ!起きろ!おい!」

「息してますか?」

「………!?してない…!」

「あ、あの………人工呼吸…って」

「は?口づけか!?できるかぁ!!」

「でも、それしか方法は………。」

「………っ……わかった。……国見は、隠れてろ。」

「あ、はい」

恥ずかしいのかな?


「はぁ………んむ………フッ……」

「ん……ケホケホ……!はぁ、はぁ、」

「あ!及川さん!!!!」

「あれ?何で二人が朝なのに………」

なにいってるんだ?この人…


「っていうかんじですね。」

「おー………ずいぶんと話してくれたね。国見ちゃん………でも、いわちゃん!」

「ギクッ………な、なんだよ!人工呼吸は………お前を助けるためにやったんだよ!!!」

ギュッ!

「は………?え?ちょっ………何してんだよ!及川!」

「もーーー!大好き!!!!」

「///////ちょっ………安静にしとけよ!って、はなせぇぇぇぇ!!!!!!!!」

「ハハハ……(うまくいってる……そうだ!金田一に写メとって………)」

パシャ!

「「え……?」」


《及川さんと岩泉さんの抱き合ってる瞬間。》


お!既読がついた!


《うわぁぁ!!!めっちゃいい!!!うまくいっててよかった!》

《そうだね。》



「「国見?圧/国見ちゃん?圧」」

「あ……へへへ………」

「「なんでしゃしんとってんのぉ????」」

「……後輩なので。」




「どういうことじゃぁぁぁい!!!けせぇぇぇぇい!!!!!!」


「いやです!!!!!!!!!」

「国見ちゃん!!!!!それ俺にも送ってよぉ!!!!!!!」

「はい!!!今送りました!」

「は?って………及川ぁぁぁぁ!!!!送ってじゃねぇ!!!!!バカかよ!!!クズ!!!」




このあと、無事になおりましたとさ~✴️







次回 今度こそ研磨の体調不良

⬇️

何回目だよって感じですよね。

⬇️

さーせん………。



《おまけ》

はぁ………学校やすんでも、暇だなぁーーー

そだ!スーパーカップ食べよ!

「冷蔵こーって……


《お母さんのです。》


は!???こっちは病人だよ!?!?てか、子供じゃあるまいし………別にいいよね!」





「……あれぇ?徹?………お母さんのスーパーカップ食べた?圧(((100%


主100%ってなに?笑

⬇️

さーせん………。



「た、たべてないよぉー」

必死に抵抗。




このあと、スーパーカップをコンビニで10個買ってきたとさ~




「俺病人だよ!?!?」

「熱なおったやろ」









話し的にスピード早いと思う。うん。

今度こそ………研磨……うん!そうだ!そうだぁ!

んじゃ、バイピ

loading

この作品はいかがでしたか?

55

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚