この作品はいかがでしたか?
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「んふぅ……朝だぁ~………疲れたぁ……」
いつもなら朝に疲れたなんて言わないはずなのに、今日はいつもとは少し違った。
「はぁ………めまいがする……」
あぁ……体調不良ね……出たよ。ホントにめんどい。及川さんは昨日の夜まで練習しすぎたからかな?ダメなんだぞ~。って、自分にいっても無駄だよね。
「朝御飯食べなきゃ………」
一階にいって、朝御飯食べてから制服に着替えよ。ソファで今日は食べよ。固い椅子で食べたら食よくなくなるね。
「あら、徹……顔色悪いわね。」
「そう?」
「うん………今日は休みなさい。昨日の夜中まで起きていた罰として。」
「え!?バレてたの!?」
まじか………こっそりやった気にってたけどやっぱり親ってスゲー………。
「ボールの音でわかるわよ!」
さすが……
「………そっか。じゃあ、今日は休む。」
仕方ない仕方ない。どっちにせよ、体はとても休みたがってるからね。
「うん。そうしなさい。あと、お母さんこれから大事な会議があるから、戸締まりよろくしね。あっ、学校への電話は……」
「学校には俺が伝えとくからいいよ。」
「………ごめんね。じゃあ、いってきます。」
「いってらっしゃい。」
……ケホケホ………ヤバい、熱上がってる気がする。その前に、学校に電話をするとしますか。
プルルルルルル プルルルルルル
《はいもしもし。》
「あ、あの先生今日体調が優れないので休みます。」
《わかりました。バレーの人たちにも伝えておきます。》
「ありがとうございます。」
はぁ………主将が休むなんてだらしないけど、体調崩して仲間に迷惑をかける方がだらしないね。
ふぅ……熱上がってるって言うのがわかるなぁ………だるくなってきた。
ピーンポーン
誰だ?
あ、そうだった…岩ちゃんと一緒にいくこと忘れてた。ソファから立ち上がるのツラッ………ただでさえ熱が上がってるっていうのにさぁー
ま、いいや。岩ちゃんのためだもの。
よっこらしょっと………
あーきつー……くらくらするわ。
「はぁ、はぁ、」
あ、ヤバイ完全に熱上がってる。何でこんなタイミングでこうなるんだよ………神様サイテー。岩ちゃんにこんなすがたみせたくないんだけど………あ!そうだ!お母さんの真似しよ。
「クソ及川!早くでろや!」
「は、はーい。」(クソ裏声)
「あっ、すみません。お母さんですよね?」
お!信じてくれた!よかったぁ~以外と軽いね!岩ちゃん!
「はい~徹ですか?」(クソ裏声)
「はい…。」
「あの子今熱で寝てるから今日は休むわね。」
「はい………。」
お!信じてくれたぁ~よかった顔会わせなくてすんだわ!ま、ドア越しだからね。ふぅ……んじゃ、戻りますか。
「あの!」
「え?………あ、はい!」
「及川にあってもいいですか?」
「え……どうしてですか?」
「熱なら、少し見舞いに……。」
「あ……えっと……それは………」
あ、やばっ………普通の声でしゃべっちゃった!何してるんだ俺!!!!!!
あー人生積んだ。
「ん?及川?おい……まさかお前………騙したなぁ!?」圧((
「え……あ……それは………」
「いいからドアあけろや!!!!!!」
ドンドンドンドン!!!!
いや、これ不審者……やばっ……
えーどうしよ………はぁ……仕方がない。
カチッ
俺もなんだかんだ言って岩ちゃんに甘いよなぁ~。
「………お、おはよう……ケホケホ……」
「…お……って……騙せる元気があるならドアぐらいすぐにあけろやぁぁ!!!クソ及川!!」
うぅ……そんなにふらないで……朝御飯食べたばかりだしたださえ熱も上がってるし、喉痛めたし(クソ裏声のせいで)…なんだったら、吐き気だって……
ゴポッ
あ………やばい……吐く…!
「ゲホッ……~ッはぁ、はぁ、ゲホッゴホッ…」
「あっ!!!!す、すまん!体調悪いの忘れてた。大丈夫か?」
「あ………うん……」
あれ?岩ちゃん少し涙目?
面白~い
「ハハハ……岩ちゃん…そんなことでなくの?」
「………だって…俺のせいで悪化させちまったから………。」
…岩ちゃん………きゅんです……。
「岩ちゃんって以外と優しいよね」
「誰が以外じゃ?あ”?」
「うわっ!ちょっ、吐いたばっかだから…襟つかむのやめてぇ~………!」
「あ……っ……!ごめん………」
ありゃまたかわいい。
「うん。わかったから、学校に行きなぁー」
「おう………帰りにまた寄る。お前のお母さん、帰ってくるの遅いだろうし、それまでかんびょうしてやる。」
「えー………殴られる未来しか頭に浮かばないなぁー」
「な!?………まぁ、いいや。んじゃ、」
「うん。またね。」
岩ちゃん………ってかわいかったんだなぁ……。
……熱上がったから(岩ちゃんにきゅんして)体温計で図ろ。
ピピピ
何度でショーか。
ん?え?38.9!?マジで!?岩ちゃんパワーすごっ
⚠️38.9は、ただの熱が上がっただけです。
岩ちゃんのせいではありません。
岩ちゃんパワーがあったとしても、すごくはありません。悪化しています。
はぁ………薬ってどこ?もういいや………寝よ。
めんどくさい………
ぃ………ぁ……ぁ!!!!
ん?だれ?はぁ………寝かせてくれよ……
こっちはひどい頭痛と戦ってるんだしさぁ………
んでも、どっかで聞いたことのある声だなぁ……
どなた?って笑。じゃなくて…だれだろ。
「おーいかわっ!!!!!!」
「おいかわさんっ!!!!!」
え?国見ちゃんと、岩ちゃん?
「うわっ!!!!」
「おっ!」
「及川さん!よかった!起きたっ!」
「………このっくそおいかわ!ドンだけ心配させてんだよ!!!!」
「え……何で朝なのに二人がいるの?」
「は?なにいってるんすか。もう部活終わって俺は岩泉さんについてきたんですよ?」
「え?もうそんな時間!?」
「おう………」
「あはようございます。」
「あれ?岩泉さん…及川さんは?」
「ん?あぁ…今日あいつ体調不良で休み。」
「そ、そうなんですね………。」
「だから、帰りに少し及川の家によるんだけど国見もくるか?」
「え?いいんですか?」
「おう。いいぞ。」
「なんか、ありがとうございます。」
「おう。んじゃ、主将がいないから俺が代理か。………だるっ」
「頑張ってください!」
「あんがとよ。」
「よしっ!国見いくか!」
「はい!」
そうして走って帰った。
そして、到着。
ピーンポーン………
シーン
「ん?」
ピーンポーン………
シーン
「え?」
「………」
「………」
「ちょっ!及川!?起きてる!?」
「あ!鍵あいてます!」
「よし!入ろう!」
「はぁ、はぁ、はぁ、」
「!?!?及川!!!」
「及川さん!!!!」
「とにかく、ソファに寝かせるからお前は薬と水と熱冷シート持ってきて!たぶんそこの戸棚にあると思うから!!!」
「はい!!!!!」
どこた?どこ?お願い早く!
あっ!あった!!!!!!!
「ありました!!!!」
あとは水………
「はいどうぞ!」
「おう!ありがと!及川っ!起きろ!おい!」
「息してますか?」
「………!?してない…!」
「あ、あの………人工呼吸…って」
「は?口づけか!?できるかぁ!!」
「でも、それしか方法は………。」
「………っ……わかった。……国見は、隠れてろ。」
「あ、はい」
恥ずかしいのかな?
「はぁ………んむ………フッ……」
「ん……ケホケホ……!はぁ、はぁ、」
「あ!及川さん!!!!」
「あれ?何で二人が朝なのに………」
なにいってるんだ?この人…
「っていうかんじですね。」
「おー………ずいぶんと話してくれたね。国見ちゃん………でも、いわちゃん!」
「ギクッ………な、なんだよ!人工呼吸は………お前を助けるためにやったんだよ!!!」
ギュッ!
「は………?え?ちょっ………何してんだよ!及川!」
「もーーー!大好き!!!!」
「///////ちょっ………安静にしとけよ!って、はなせぇぇぇぇ!!!!!!!!」
「ハハハ……(うまくいってる……そうだ!金田一に写メとって………)」
パシャ!
「「え……?」」
《及川さんと岩泉さんの抱き合ってる瞬間。》
お!既読がついた!
《うわぁぁ!!!めっちゃいい!!!うまくいっててよかった!》
《そうだね。》
「「国見?圧/国見ちゃん?圧」」
「あ……へへへ………」
「「なんでしゃしんとってんのぉ????」」
「……後輩なので。」
「どういうことじゃぁぁぁい!!!けせぇぇぇぇい!!!!!!」
「いやです!!!!!!!!!」
「国見ちゃん!!!!!それ俺にも送ってよぉ!!!!!!!」
「はい!!!今送りました!」
「は?って………及川ぁぁぁぁ!!!!送ってじゃねぇ!!!!!バカかよ!!!クズ!!!」
このあと、無事になおりましたとさ~✴️
次回 今度こそ研磨の体調不良
⬇️
何回目だよって感じですよね。
⬇️
さーせん………。
《おまけ》
はぁ………学校やすんでも、暇だなぁーーー
そだ!スーパーカップ食べよ!
「冷蔵こーって……
《お母さんのです。》
は!???こっちは病人だよ!?!?てか、子供じゃあるまいし………別にいいよね!」
夜
「……あれぇ?徹?………お母さんのスーパーカップ食べた?圧(((100%
主100%ってなに?笑
⬇️
さーせん………。
「た、たべてないよぉー」
必死に抵抗。
このあと、スーパーカップをコンビニで10個買ってきたとさ~
「俺病人だよ!?!?」
「熱なおったやろ」
話し的にスピード早いと思う。うん。
今度こそ………研磨……うん!そうだ!そうだぁ!
んじゃ、バイピ
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