夏未一人でマンションに帰った。
父の事もあり、
きちんと罪を償って欲しいと考えてた。
また外に出た私、
大きな書店に出向いた。看板をみた。紀伊国屋書店
広い本屋、
種類別、
定員に聞いた。
「司法権の本を探してます」
「はいこちらにあります」
案内されて、
ずらりと並んだ書箱…
2冊探した。
司法書士、
罪なる人々、
犯罪者の罪を軽くする
読み出したら、
隣のお客様が
弁護士?…
「いいえ違います」
同じ共感を持った同じ年代に
こちらに来たら読めるって言ってくれた。
母が父を刺して殺したから、いつも裁判所に出向いてるって言われ、
私も本音を話したら、
相手の男性が
それなら君が可哀想だよ…
これから勉強したいって話したら。
高倉さんって言う人を紹介するから
連絡先教えて欲しいって言われた。
世の中に犯罪おこし、罪を償ってもらいたいって世の中にたくさんの人々が悲しんでる。
自分一人で考えても埒が空かないなら弁護士事務所に聞いたら良いっていう人もいた。
その男性、
新河祐輔さんって言われた。
挨拶して別れてた。
考えて見たら、何の為に家を出たのがわかった。母が苦しんでるから。
実家に帰ろ!…
理性が分からなくなってた。
マンション内で
たどり着きドアの前で倒れた。
「おい。夏未さんじゃないのか…」
高倉上司が
「おい相良君!」
本の袋が開いたまま、
「何の本を購入した?…」
康司~!救急車呼べ!!
はい!…
高倉上司?…
夏未さん、
「呼ばないで私ただ朝から何も口に入れてなかっただけです…」
…は?
長谷康司君が私の部屋でお弁当屋に行った時に緑川さんが夏未さん帰った筈よって言われTELしたが
ちょっと待ってください私電源切ってました…
本屋に寄ってて、
「これか?…」
パラパラと開き
私の叔父がしてるから行ってみたら良いよ。
お名前は?
「高倉翔介っていう」
「字は?」
「翔ぶ」
おいなりを食べ終わり、
「高倉上司、連れてって頂けませんか?」
「良いよ」
「すこしお時間くださいませ」
「支度したら出れる?」
「もう出ますよね」
黒いスーツ姿で出てきた。
夏未君?…
「母が着てたスーツですが宜しくお願いします」
「運転、康司さんお願いできます?」
「必要ないよ笑っ」
裏のビルに居るから。
え?…
「ここ何処だと思ってた?」
「中央区の中通だよ笑っ」
「笑っアハハ私としたら恥ずかしい~笑っ」
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