でもなんだかんだ言って、結局全部どうだっていい。
だからもう中3なんだ…。
悠亜はずっと学校に来れていない。私はもちろん悲しい。
中1の時のは色々ありすぎた。私はその時よりもまともにはなったはずだ。ただ、何も感じなくなった。人の目が見られない。感じたくなかったのかもしれない。
そんな時、席が隣になったからと 私に話しかけた男子がいた。
南 葵唯。彼は変わった人だった。
俺のこと覚えてる?
覚えて…ない。
そっか。1年の時同じクラスだったんだ。
そうなんだ。
…………。
沈黙が続く。私は考えた。話す 事ってどんな意味があったっけ。
わからないよ。
わからないから、友達を作って、話すことも辞めたし、遊ぶことも悠亜以外とはなくなった。
友達も、あとは恋人なんてものも、最悪、勉強も人生だって、どうだっていい。全部…どうだっていい……。どうにでもなってよ!!
何考えてるんだろ……。はぁ。
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続き楽しみ!