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華と葵とアオ

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華と葵とアオ

5 - 第5話 わからないよ…

♥

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2022年08月16日

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わからない。








人と話していると疲れてしまう。話すのは好きなんだけど、家に帰ると、どっと疲れがくる。だから最近は人と話してない。


今日は というか 今、久しぶりに話をした。少しだけ。葵唯 という人と。話していると疲れるの ということを今までの経験上知っていたから、話すことを避けた。


なぜだろう。

葵唯は 落ち着いていた。声が優しかった。悠亜以外の人でまともに話せる気がしたのは久しぶりだ。



わからない。


彼の目を恐る恐る見てみた。



美しい目をしていた。

それはまるでガラスのよう。その目の奥にはまたガラスのような繊細さも見えた。少し悲しげでもあった。


また自分で勝手に決めつけてしまったのか。やっぱり人とは話さないほうが…


─── ねね。大丈夫?


彼の声が聞こえた。頷いておいた。


よかった。暗い顔してる。

そう?ごめん。

なんで謝ってんの?

わからない。 なんでだろうね。


なんかさ、大丈夫?中1の入学したての時とかわったよね。笑顔が減った。


彼が悲しそうに見えた。


私のこと?

誰がいるの?

そうだね。前はもっと明るかったのかもしれない。


彼はやけに私のことを聞いてくるが、私は悪くはない気がした。彼からは嫌な感じが全くしない。


彼は一体どんな人……。

少しだけ気になった。珍しく。

































今日もこの作品を読んでくださりありがとうございます✨作者の 一ノ瀬カナタ です!更新頻度が遅くてすみません!この物語について大切?なことを言い忘れていましたので、お知らせしますね。


この作品は事実にもとずいたフィクションを含む物語です。



以上です!更新楽しみにしていてください(*ˊ꒳ˋ*)

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