わからない。
人と話していると疲れてしまう。話すのは好きなんだけど、家に帰ると、どっと疲れがくる。だから最近は人と話してない。
今日は というか 今、久しぶりに話をした。少しだけ。葵唯 という人と。話していると疲れるの ということを今までの経験上知っていたから、話すことを避けた。
なぜだろう。
葵唯は 落ち着いていた。声が優しかった。悠亜以外の人でまともに話せる気がしたのは久しぶりだ。
わからない。
彼の目を恐る恐る見てみた。
美しい目をしていた。
それはまるでガラスのよう。その目の奥にはまたガラスのような繊細さも見えた。少し悲しげでもあった。
また自分で勝手に決めつけてしまったのか。やっぱり人とは話さないほうが…
─── ねね。大丈夫?
彼の声が聞こえた。頷いておいた。
よかった。暗い顔してる。
そう?ごめん。
なんで謝ってんの?
わからない。 なんでだろうね。
なんかさ、大丈夫?中1の入学したての時とかわったよね。笑顔が減った。
彼が悲しそうに見えた。
私のこと?
誰がいるの?
そうだね。前はもっと明るかったのかもしれない。
彼はやけに私のことを聞いてくるが、私は悪くはない気がした。彼からは嫌な感じが全くしない。
彼は一体どんな人……。
少しだけ気になった。珍しく。
今日もこの作品を読んでくださりありがとうございます✨作者の 一ノ瀬カナタ です!更新頻度が遅くてすみません!この物語について大切?なことを言い忘れていましたので、お知らせしますね。
この作品は事実にもとずいたフィクションを含む物語です。
以上です!更新楽しみにしていてください(*ˊ꒳ˋ*)
コメント
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そうなんだ!了解です(?)投稿頻度は、気にしなくて大丈夫だよ〜!続き待ってるね!