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あの日、白布くんが助けてくれたあと

すぐに警察の人が来て

先生も沢山来て私はパトカーで家まで送ってもらった。


お兄ちゃんや親は何事だと大慌てで

経緯を話した後

「怖かったな·····」と抱きしめてくれた。

私はお兄ちゃんの腕の中でワンワン泣いた。


次の日

泣き疲れていつの間にか寝ちゃってて

私は布団で寝ていた。

お兄ちゃんか誰かが移動させてくれたのかな。


お風呂に入って学校に行く支度しないと·····

それに白布くんにもちゃんとお礼言わないと·····



お風呂に入ってシャワーで、あの先生が

触れた所をゴシゴシと洗う。

とれない。

あの感覚が。

触られたあの感覚が。

全然落ちない。

なんで、


何も考えず用意を済ませて玄関で靴を履こうとした瞬間涙がポロポロとこぼれ落ちた。


今日は学校休もう·····


親はもう仕事に出かけていて、お兄ちゃんも

いつも早い時間に朝練に出ちゃうから私1人。

自分で学校に休む連絡をすると、担任の先生は

知っているのか「わかった、ゆっくり休めよ」と言ってくれた。


ゆっくり·····ねぇ


白布くんが助けてくれて、本当によかった

あの時白布くんが戻ってきてくれなかったら·····だとか色々考えちゃって本当に白布くんには感謝しかない。


もう好きだとか、そういうの無しで。


考えると色々フラッシュバックして涙が溢れる。


次の日もその次の日も、また次の日も

私は学校を休んだ。


りっこから

『体調大丈夫?学校で待ってるね❣️』と

LINE。


待ってる人がいるのに、行きたいけど

怖くて外に出れない。

あんなに色々優しく教えてくれた先生、

人って何するか分からない

人に会うのが怖い、


返信は『ありがとう!☺️』と送った。


お兄ちゃんはあれからずっと優しく

「ゆっくり休めよ」と私の好きなシュークリームを買ってきてくれたり、バレー部の話、若利くんの面白かった話とか色々聞かせてくれて私を笑わそうと励まそうとしてくれる。


本当に感謝してる。


優しいなぁ、



今日も学校を休んで1人でボーッとドラマの再放送をテレビで見ていた。


あー何にも頭に入ってこない、


と思っていた時


ピンポーン


誰か来た!?

白鳥沢学園恋愛日誌

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