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ドアを開けるとりっこだった。


りっこ「美樹〜〜!!心配したよおおお」

と私に抱きつく。


りっこにはまだ話してない。

どうにも自分の口から言うのにはまだ辛くて。


でもこう、親友が心配してくれて学校終わり

わざわざ家まで

来てくれたって思うと涙腺崩壊よね!?


『うわぁああああん〜りっこ〜〜』

泣きじゃくる私。

りっこ「なにがあったの!?!?ほんと!!

心配したんだからぁぁ」と優しくよしよししてくれた。


やっぱり持つべきものは友達ですなぁ。


 ̄ ̄ ̄


りっこに学校を1週間も休んでた理由を

話した。

りっこは私が泣きながら話すのをゆっくり

頷きながら聞いてくれて

りっこ「ほんとっっよく頑張った!

白布くんにはほんと感謝だね·····」

『ほんとにそうだよ·····』


『ありがとうりっこ·····』

と感動のやり取りをしていると


ガチャ


玄関のドアが開いた音がした。


あ、お兄ちゃんが帰ってきたのかな?


『りっこ、ちょっとまっててね

お兄ちゃん帰ってきたっぽい』

りっこ「あっ、りょうかい!!」


玄関に向かうと。


ええ!?みんな!?!?


エイタ「美樹、すまん

みんなに話しちまった」


サトリ「久しぶりィ〜美樹チャーン☆おじゃましマ〜ス」

ワカトシ「お邪魔します」

レオン「お邪魔するね」

タイチ「お邪魔します·····」

シラブ「お邪魔します」


お兄ちゃん、若利くん、覚くん、獅音くん

(たぶんこの人が)川西くん、それに白布くんまで!!!


え!!ちょっとまって!!!

咄嗟に顔を隠す。

化粧も何もしてないしクソダサ寝巻きのまんまなんだが!?!?


『ちょっ!!お兄ちゃん!!待って待って!!

化粧とかなんもしてないのに呼ばないでよ!ばか!!!』


エイタ「すまん美樹·····」


『お兄ちゃんのほんとばか!!!

みんなごめん!!ちょっとまって!!』


大急ぎで着替えて軽く化粧した!!

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