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「何って・・・朝ごはんを買ってきてくれて、デートの計画まで立ててくれて・・・ここにいてくれて・・・ 」
私は彼の頬にキスをした
「あなたでいれくれて・・・・」
二人はしばらく見つめ合った、先に口を開いたのは柚彦だった
「鈴ちゃん・・・・僕たち結婚しよう」
「え? 」
あまりにも突然な言葉に鈴子は固まった
「君を愛しているし、君以上愛せる女性はもう出てこないと思うんだ・・・君と人生を歩みたい、そこには家も子供も君の仕事も・・・君の夢も・・・とにかく君が欲しいと思うものすべてが含まれている」
「私の夢は、あなたのそばでスポーツ栄養士になって、あなたのお世話をすることよ」
思わず言葉に出てしまった、彼が大きな瞳で驚いて私を見た
今まで自分一人の心の中で温めていただけだが、いざ口に出してみると、それが何より正しい人生の目標のように思えた
「考えていたんだ・・・僕は・・・まだまだ駆け出しの選手にすぎないけど、試合のために海外に旅に出たりすることもあるけど・・・でもできたら君にもついてきてほしいと思ってる、子供が出来たら子供も一緒に連れて行けばいい 」
涙が溢れてきた・・・こんな素晴らしい瞬間を自分が迎えるなんて
「それはつまり私の夢が叶うってわけね」
彼がそっと私の手に手を重ねてきた