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つまらない授業も早々に終わり、西陽に照らされながら歩き慣れた家までの道を歩く
和馬(車……ってことはいるのか)
憂鬱な気持ちのまま扉を開ける
「おかえりー!!!」
和馬「!!俺もう高校生だから近くにくんな!」
「えー?」
和馬「子供大好き病も早く治せよ」
「親に似てイケメンで可愛いからーついね?」
和馬「普通に無理」
夜麻「ボクはモデルと俳優の子供生まれて嬉しいけどね」
「あらー嬉しい!」
「今日はお母さん腕振るっちゃうね!」
和馬「なんかのせるのしかできないのに」
「それでも腕を振るうの」
「たまにしか作ってあげれないのが難点だけどね」
夕食中
夜麻「お兄今度夏祭りあるじゃん」
和馬「ああ」
夜麻「ちょっと付き合ってよ」
和馬「嫌だよ」
夜麻「ちょっと行ってインスタ用の写真とってアップするだけだからさ!」
和馬「なんでそんなことするんだよ」
夜麻「ボクだって匂わせたいんだよー」
「いいわね!やっちゃいましょ!」
和馬「知り合いが行くから嫌だ」
夜麻「それって心さん?」
和馬「違う、優が彼女と行くんだって」
「まって、心さんって誰?」
夜麻「お兄のあれだよ」
「あらま〜」
和馬「もう否定するのも疲れてきた」
和馬「俺は行かないからな。行くなら1人か友達といけよ」
夜麻「はいはーい」