zmさんメイン/軍パ◻︎
【注意事項】
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✦zm視点
r「起きろ。いつまで人ん部屋で寝とんねん」
「···え? あ、ごめん」
地獄の書類作業をしている最中、机に突っ伏して寝てしまったようだ。
後頭部を強く叩かれたせいか、頭が少し痛い。
机の上に大量に積み重なっていた書類は無くなっており、俺が寝ている間にロボロが提出したみたいだ。
それより眠気が残っているため、まだ動きたくない気持ちがあった。
(もうちょっとだけ寝たいな···)
r「ほら、さっさと食堂行くで」
「ちょ、ちょっと待ってや···」
r「はぁー? お前、朝弱いタイプか?」
逆に、昨日夜遅くまで書類作業をしていたロボロの方が元気なのかを知りたい。
軍団のひとりたるもの、時間厳守は当たり前。
七時になると食堂で朝ごはんを済ますことは義務なのだが、まだ意識がふわふわして頭が上手く回らない。
r「遅れたら飯抜きやぞ」
「それはいやや···」
r「俺も飯抜きは嫌やし···しゃーないな、運ぶわ」
すると、ロボロの肩に担がれる。
小さい体の割に、逞しい。よく成人男性一人を担げるな、と勝手に関心していた。
そのまま重たい瞼を閉じ、眠りにつこうとした。
u「随分派手な登場やね」
r「こいつが朝弱いから、仕方なくや」
t「てか、ゾムお前···ロボロとこおったんか」
r「突然夜中にこいつが来てん。やから、書類作業させた」
t「あー、お気の毒やな···」
r「下っ端なんやから、これくらいこき使わせてもらうわ」
ふわふわとした意識の中、トントンと鬱先生の話し声が聞こえた。
食堂にある椅子に下ろされ、はやく取りにいくぞ、と腕を引っ張られながら催促される。
「···すぅー、すぅー」
r「あー、こいつまた寝やがった!」
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✦rb視点
机に突っ伏して寝息を立てながら眠るゾムに、溜め息が出る。
手合わせの時は軍の中でもかなり実力の高いトントンに勝って凄いと思ったが、中身はこんな子供とは思わなかった。
早起きもままならないくせに、どうやってこの軍で生き残ってくんだ。
r「なんで俺が、こいつの世話係しなあかんの···」
u「おーロボロ頑張れよ」
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[2025/5/21投稿]
コメント
1件
朝 弱 い の ッ て 護 り た く な る … 最 高 す ぎ ッ ッ ッ ッ 更 新あ ざ す ッ … .ᐟ