私は何処にでも居る普通の女の子。
そんな私には嫌いな奴が居る、
兄の名前はたくや、
私と兄はまるで
兄という名の支配者は、奴隷に物を持ってこさせ、間違っている又は遅いとキレる。
そんな生活が何日、何年、十何年と続いた
逃げることが出来なかった。
怖かったのもあるが、一番は、、、、
今兄は小六、私は小四
たかが二年早く産まれたからなんだい
そう心で思いながら反抗出来なかった
それから二年が経ったある日
兄が自転車にハマって作業をしていた時、私は呼ばれた。
それはいつものことただ内容がちょっと難しかっただけ、
私が兄の言う通りにすると、
兄『ねぇ、ちがう』
兄『もっとちゃんとして』
何時もより不機嫌だ
こんな難しいのどうしろって言うんだい
兄はずっとぶつぶつ何かを言っていた
多分、いや絶対私への文句だ
ただ一言私の胸に突き刺さった
その瞬間、私の頬に雫が落ちた
数秒経ってから気付いた。
これは怒り?泣かしみ?混乱していた
目から溢れる様に出る
私は必死に泣き止もうとした。
当然兄から慰めの言葉を貰う訳もなく、冷たい目で見て呟いた、
泣くなよ、
それから数分経っても泣いている。
その時階段を上がる音がした
ガチャ、と言い入ってきたのは
母だった
その光景を見て母は、
「あんた何してんの!!」
「女の子泣かすとか最っ低」
「あんたは下降りてな」
私はコクリと頷き、涙を拭いながら下へ降りた
気を紛らわす為にスマホを触っていたが、
上から母が怒鳴る声が聞こえ又涙が溢れた
今まで怒っては居てくれたけど怒鳴るのは初めてだ、、
びっくりに勝った感情は嬉しいだ
私を守ってくれているのだと
それから兄は優しくなった
私を扱き使うけど怒鳴る事は無くなった
私は凄く嬉しかった
これで楽しい生活が送れる
と思っていた
コメント
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え、待って… こういう物語めっちゃ好きなんだが… 続きめっちゃ気になるー!!