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「……は、?」
何を言われたのか、わからない。
頭がハテナマークで埋め尽くされていく。
「終わりにするって…花の?」
萩谷がスクッと立つ。
身長が高いため、見下ろされてる感が半端ない。
「今まで、ごめんなさい。 」
彼がお辞儀をした拍子に、眼鏡が落ちてしまった。
「いや、なに…」
「謝って許される事じゃないのは、わかっています。明日、警察に自主しに行きます。」
「待ってください、理解できません」
落ちた眼鏡も拾わず頭を下げ続ける彼に、戸惑いを隠せない。
「君を何度も強姦したことです。」
そう言って、やっと頭を上げた萩谷の目は死んでいた。
「いや、今更何言ってるんですか」
未だに頭が追い付かず、頬をひきつらせることしかできない。
「もう君には二度と触れません。必要以上話しかけません、と言っても俺は捕まるんで。そもそも接触なんて無理でしょうが」
自嘲気味に笑う彼。
漸く頭の整理が追い付いてきたのと同時に、全身から汗がブワッと吹き出てきた。
「それでは。お元気で」
眼鏡を拾い上げて、校舎へと戻ろうとする彼の腕を掴む。
「え、やだ。いやですよそんなの。冗談ですよね?」
声が震えてしまう。
手を振り払われないように力を込めることが今の精一杯だ。
「だって、酷くないですか?どうしてくれるんですか?俺の体、先生のせいでおかしくなっちゃったんですよ?最後まで責任持つべきなんじゃないですか?」
ボタボタと大粒の涙が零れていく。
萩谷は困ったように目を伏せてこちらを見ようとしない。
「…おれ、よりもいい人がいます」
「何ですかそれ!?ふざけんなよ!」
つい、声を荒らげてしまう。
「お前が始めたことだろ!?責任持てよ!!」
そうしゃくり上げながら怒鳴る。
普段なら絶対にしない言葉遣いを使ってしまっているが、今は気にしている余裕もない。
「…俺みたいな年上よりも、同年代の方がいいです」
「はぁ!?そういう問題じゃないだろ!」
あまりの怒りで、腕を掴む力が強くなってしまう。
「っ、俺は!…萩谷先生だから、」
「…好き、なんです。抱かれたいと思うんです」
声を小さくしながらだが、なんとか想いを伝える。
「っわ」
強引に片方の手で引かれて、すぐ近くにあった何らかの倉庫に2人隠れる体制になる。
「俺の方が好きです。君が思っている何倍も大好きです」
ド直球な告白に全身の温度が上がっていく。
萩谷の顔を見たいが、彼の胸に押し付けられているため見ることができない。
「何年後か、俺が出所した時。もし、気持ちが変わっていなかったら会いに来て」
「え、やだ行かないでください」
「これは俺のためでもあるんです」
抱きしめられる力が強くなる。
「…悲しいですか?」
「あたりまえ、じゃ…ないですか」
「なら忘れないで。…って、嫌でも忘れませんか」
また自嘲気味に笑う。
そんな彼に腕を回して、全身で感じる。
もう二度と味わえないかもしれない感覚を。
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萩谷が一体何をしたいのか書いてる私にもわからないです…。
追記
センシティブ設定にしてないのに何故かセンシティブになってます。助けて。
あとセンシティブだヒャッホーイってなった人ごめんなさい。詐欺る気は微塵もないんです。