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起きた。
おはよう。
ごめん寝てた。おはようございます。
昨日の事が嘘だと信じたいのに、横を見たら木彫りの熊が居た。
なんか僕熊に煽られてる気がする。
「現実見ろよ」って。
悲しい。
とりあえず昨日貰った服に着替えてみる。
パーカー?、、に空のイラスト?
何だこのセンス。
鏡を見ると、自分の頭上に金色の輪っかが浮いていた。
横にはアイコンメーカーで着いてくるみたいな羽がある。
なんでだよ。
その後、黒色のズボンを履くと、僕は部屋を見て回る事にした。
2段ベッドの下には机と椅子。
それとよく勉強机に着いてる電気。
ちなみにベッドのちょっとした棚に木彫りの熊が居て、起きて上を見るとすぐに熊が居る。
壁と壁にすっぽりとベッドがあるので、落ちる心配も無ければ無駄に散らかす心配も無い。
多分。
ドアの無いその部屋を抜けると、右手にキッチンが見える。
IHだと知った時には驚いた。
まさかIHの事を自分が覚えていただなんて。
それと、カウンターが付いていた。
キッチンの反対側だ。
カウンターには椅子もあった。
そしてシンクには謎のクリオネが居た。
ガラス瓶の中に3匹のクリオネ。
そうだ、この子達、これでも生きていけるんだった。
なんでこんなこと覚えてるんだろうか。
いらない知識。
それと冷蔵庫もあった。
中には牛乳と真空パックの虎豆。
いやなんで虎豆が真空パックなんだよ。
お皿は3枚、コップ類が2個、フライパンが1個。
フライパンで虎豆を焼けと??
真反対には棚とクローゼットがあった。
棚には謎のシール帳。
最初のページに「いつも持ち歩いてね♪」と書いてあった。
なんでやねんどこで使うんや。
それとティッシュ。
ふわふわで最高。
クローゼットにはコートがあった。
薄茶色で探偵が着てそうなやつ。
かっこいいな。
それと、「あとはお買い求め下さい」と書かれた札がかかっていた。
お買い求め、、?
どこで、、?
まぁ一旦それは置いておいて、 奥(ドアの近く)に行くとお風呂とトイレがあった。
やった、別のタイプだ。
お風呂にはシャンプーとコンディショナーが混ざってるやつ(ありがたやありがたや)とボディーソープが置いてあった。
桶とシャワーもね。
浴槽は深かった。
マリアナ海溝かと思った(?)
それで、トイレにはトイレットペーパー。
これもまた嬉しい。15個あった。
生きてて良かった。
あ、死んでるんだった。
今気づいたんだけど、木彫りの熊の下にお札があった。
全部で100000円。高。ひっくり返るとこだったじゃん。
さっき書いたの消えてて泣きそう(主より)
そんなこんなでスズランさんがコンコンドアをノックしてやって来た。
ご飯を食べようと言う。
どうりで虎豆と牛乳しか無い訳だな。
センスはちょっと、、w
ご飯を食べに行く途中、妙な事があった。
なんか明らかに人外が紛れ込んで居たのだ。
なんというか、人類数億人の中に居る1匹の犬みたいな。
しかもそれが横に居た女の子と会話していたのだ。
なんかその後も絵本に出てきそうな動物みたいな人間みたいなのが居た。
どっちの種類も結構沢山居てびっくりした。
でもスズランさんは教えてくれない。
昨日は言わなくても教えてくれたのになぁ。
これは聞きたい。
でもなんか聞きづらいな、、。
うーん、、
そう考えているうちに食堂に着いた。
香ばしいパンの匂いが漂ってくるから多分そう。
思ったより普通のご飯で安心した。
唯一引っかかったのはなんか人間じゃ無いのが大量に居たこと。
僕も少なくとも人外の見た目はしてるけど。
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「あれ、まって、やばw雨下しゅうじゃんw」
「やっと見つけた、、な」
「追跡するのですー!!」
「早く仕留めよ♪」
「「 「 「そうだな」」」」