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泣いてまうて()
Br「あ、そうだ!なかむ!」
あれから数週間、
ブルークと一緒に登校するのをやめて、いじめはまだ継続中
Nk「なに?」
それでも前より心によゆうが出来て少し楽になれた気がする
Br「今週のお泊まり会みんなOKだって!」
Nk「そっか。よかったね」
Br「うん!なかむも大丈夫そう?」
Nk「…うんニコ」
Br「やった!みんなでまたゲームしようね!」
Nk「……うんニコ」
それでも、僕の笑顔の仮面は外れない
大好きな彼にでさえ笑顔を作ってしまう
自分が大嫌い
素直に言えない自分がどうしようもないくらいに憎い
ぼくはまた、夜に自分の腕に傷をつけた
ーーーー
Br「それじゃ、準備できたら来てね!」
Nk「うん、またね」
家で泊まる用の準備をする
果たして、僕はあそこに泊まれるのだろうか
嫌われたメンバーに許可を貰えるのだろうか
微かに震える手を掴んで抑えてももうひとつの手が震えて意味は全くなかった
〜〜〜
準備が終わり、ブルークの家のインターホンを押す
するとすぐにブルークが出てきて
Br「いらっしゃーい!入っていいよ〜!」
と歓迎してくれた
〜〜〜
Nk「なにげに新しいブルークの家初めてだね」
Br「あ!確かにぃー!それならなかむが1番でよかった!ニコッ」
Nk「…ばか。」
Br「えへへw」
荷物を置かせてもらい、ソファーでブルークと会話をする
すると、インターホンが鳴った
Br「あ、ちょっと行ってくるね!」
Nk「…うん」
Nk「…怖い、、な、、」
Br「なかむー!みんな来たよ〜!」
wt(-Br.nk)「……は?」
Nk「ご、ごめんなさい…、僕なんかいてごめんなさい、、帰るので許してください…」
いつも、いつも咄嗟に出る言葉はこれだ
逃げる為に謝って、苦しくならないために逃げる
俺は荷物を持ってブルークの家を出た
〜〜〜
Nk「はぁはぁ……ッッ、、はぁ、、」
ああなるって分かってたのに、理解してたのに
涙が溢れて、視界が滲んでいく
鼻をすする音がする
息をきらす音がする
俺は真っ暗な家の中に飛び込み、暗い玄関で倒れながら泣いた
今まで我慢していた分の苦しみがどっと溢れてきたんだろう
いつもなら無理なり涙をぬぐって止めるけど、今日くらいは。って止めなかった