Br「なかむ、!なかむ、!」
どんどん、どんどん、とドアを叩く音が聞こえる
その声で目が覚めた
あぁ、あの後俺寝たんだ
身体を起こすとあちこち痛いところがある
髪の毛が少し濡れていて、玄関の床も湿っている
Nk「…沢山泣いたもんね、、」
近くにあるタオルを取り床を拭きガチャリとドアを開ける
Br「なかむっ!」
Nk「……ブルーク」
外はまだ真っ暗で真夜中だろうと察しがつく
Br「ごめんね、、みんなに事情を聞いた。さすが僕のなかむだよ。知らない人を助ける為に動けて、それで自分を身代わりにしたんでしょ、?凄いよ、なかむ……、偉い、偉いよ…、」
ブルークはぎゅうっと抱きしめた
Br「でも、今は僕がいるんだから相談して欲しかったなぁ…、、」
Nk「ご、、ごめん、、」
Br「ぼく、なかむが傷つくの嫌だ。だから、僕を頼って、?」
Nk「でも……!標的がブルークになったらブルークが虐められちゃう…!!それはやだ…!」
Br「大丈夫、僕、強いから。どうせ僕すぐ転校するし…ね、?笑」
Nk「そんな事言わないでよ…、ブルークが転校しても心の傷は消えないでしょ、、?」
ブルークが俺が傷つくのが嫌なのと同じように俺だってブルークが傷つくのは嫌だ
それに、俺は知ってる
ブルークは俺よりも何十倍とメンタルが弱いこと
自分に言い聞かせて誰にも相談しないで誰にも気づかれないようにニコニコと平然を装うこと
知ってる
Nk「知ってるもん…、、ブルークのことちゃんと…、無理するってこと…、、」
Br「…!」
Nk「どうせ、平然を装ったりすること知ってるもんッッ、、」
Br「…、、」
Nk「それでまた勝手に消えてッ、何処かに行ってッ、、しばらく連絡をよこさない…ッッ!それがッ、ブルークなんでしょ…、?」
Br「…はは、wやっぱなかむにはなんでもお見通しか〜、笑」
ムスッと頬を膨らませブルークの目を見る
ブルークは少し目線を下にして話す
Br「無理はしないようにするよ、、」
Nk「やだ…、悪元のとこに行かないで…。僕が耐えるから…ッ、他の人を苦しめないために僕が頑張るから…ッ!」
ぎゅっとブルークの服をつかみお願いをする
どうせ、僕…人生に休止符を打つから
Br「…、、」
Nk「ねぇ、今日一緒にお昼食べよ、?
ブルークともっと話したい…、。」
Br「うん、、いいよぉ?ニコ」
ニコリと笑いまたふわふわするブルークに戻る
ホッとし、ブルークを家にあげご飯を作る
ぎゅ、
Br「なかむ、無理だけはダメだよ?僕も先生に頑張って頼むから…。」
Nk「…任せて。僕、今までずーっとひとりで耐えてきたんだから。」
ブルークに…いや、自分に言い聞かせるようにそういった
コメント
2件