テラーノベル
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wrwrdにわかです
グルッペン)「さぁ幹部会議を始めようか」
分厚い扉が閉まる音が、低く響いた
円卓を囲む幹部たちはいつも通り各々の席につく
書類の擦れる音、椅子の脚が床を引っ掻く音、誰かの咳払い
そしてゾムはいつもと変わらず同じ場に立っていた
壁際。
背中を預けるでもなく、腕を組むでもなく、ただ“そこにいる”
顔は深く被ったフードの影に隠れている
ゾム)(落ち着け…)
(今日はなんか言ってそれで…まぁ何か言うのがまず課題やな…!)
それだけで、胸が妙に重くなる
グルッペンが中央席に腰掛け、卓を軽く叩いた
グルッペン)「では、定例会議を始めるんだゾ」
その声で、空気が引き締まる
ロボロ、トントン、鬱先生、シャオロン、ショッピ、チーノ、エーミール、コネシマ
(いないキャラもいます、知識不足です…)
全員が揃っている
____そして
ゾム
ゾム)(なんか、今日見られてる気ぃすんな…)
ゾムは気づいていた
ロボロ、ショッピ、チーノ。
三人の視線がちらちらと自分に向いていることに
ゾム)(…なんや?…ぇ、俺なんかしたかなッぇ、ぇ〜 、そんな記憶ないんやけどな)
不安がじわりと滲む
会議中盤
鬱先生が資料をめくりながら言った
鬱先生)「次は補給線の再編やな。シャオロン、どうや?」
シャオロン)「問題なし、今のところ滞りはない」
トントン)「ただ南側が少し不安定やな」
ロボロ)「それ、俺も気になってたわ」
淡々と会話が進む
ゾムは――聞いている、 ちゃんと全て。
ゾム)(……俺、口挟んだ方がええんかな)
(いや……でも……)
いつもなら、ここで会議が終わるまで無言で立ち、 グルッペンと二言三言交わして帰る
今日は――違う
(…前に進む決めたんや)
ゾム)「…」
ゾムは意を決して一歩、前に出た
ほんの、半歩
その動きに、円卓の空気がわずかに揺れた
トントンが最初に気づく
トントン)(なんや、めずらしいな)
ショッピ)「……?」
ゾム)「…」
喉が、ひくりと鳴る
(あ、やば……何言うか決めてへん……)
ゾム)「……その……」
声が、思ったより低く出た。
ゾム)「南側の補給線やけど……一本道になってへんか」
一瞬の静寂
トントン)「……確かに、そうだな」
シャオロン)「敵に読まれやすいかもな」
コネシマ)「ほぉ……ゾムが口出するなんて珍しいこともあるんやなぁ」
ゾム)「……悪い……余計やったら、忘れて」
慌てて一歩下がろうとする
その瞬間
ロボロ)「いや!」
声が、少し大きかった
ロボロ)「あ、いや……その……」
ロボロは咳払いをして、視線を逸らしつつ言う
ロボロ)「……ええ意見やと思うで」
ショッピ)「俺もっす」
チーノ)「……正直、気づいてなかったっす」
ゾム)「……え?」
フードの奥で、目が見開かれる
(……否定、されへんかった……)
グルッペンは、その様子を黙って見ていた。
グルッペン)(……)
(踏み出したんだゾ)
会議終了後
いつもなら、ここでゾムは去る
しかし――今日は
ゾム)「……」
ゾムは、扉に手をかけたまま、立ち止まった
(……今……?)
心臓が、うるさい
(……今しか……ないんちゃうか……)
ゾムは、振り返った
ゾム)「……あの……」
全員の視線が集まる
ゾム)「……さっきの……その……」
言葉が詰まる
(あかん…緊張しすぎや……)
そのとき
ショッピ)「ゾムさん」
ゾム)「……っ?」
ショッピは、少し照れたように頭を掻いた
ショッピ)「……あの……今度……その……」
ロボロ)「一緒に、飯でもどうや?」
チーノ)「……よ、よかったら……ですけど……」
ゾム)「……」
一瞬、理解が追いつかない
(……飯……?)
(……俺と……?)
ゾム)「……俺……?」
ロボロ)「他に誰がおるねん」
ショッピ)「前から……ちょっと……話したいなって……」
チーノ)「……怖そうで……声かけられなかったっす……」
ゾム)「……」
胸の奥が、じん、と熱くなる
ゾム)「……俺……」
声が、震える
ゾム)「……人と……仲良くなるの……下手やで……?」
ロボロ)「知ってる」
ショッピ)「それ、もうバレてるっす」
チーノ)「……むしろ……安心しました……」
ゾム)「……は?」
三人は顔を見合わせて、少し笑った。
少し離れた場所で
グルッペンは、腕を組みながらその光景を見ていた。
(……)
(無理に引っ張らなくて正解だったんだゾ)
(ゾムは……自分で歩けるんだゾ)
ゾムが、少しぎこちなく――
それでも、確かに輪の中に立っている。
フードの奥で、ほんのわずかに口元が緩んでいるのを グルッペンは見逃さなかった
(……いい顔なんだゾ)ニコ
その夜
ゾムは、久しぶりに一人で笑った
ゾム「……なんや……」
「俺……進んでるやん……」
小さな声で、そう呟く
孤独は――
まだ、完全には消えない
でも、でも
(……今日は……ちゃんと前に進めたんや)
その事実だけで、
胸の奥が、少しだけ軽くなった
やばいです内容薄すぎて面白くないかもです
最後までお読みいただきありがとうございました😭少し書き方をチャットノベル書いてる時と同じようにしてみましたが読みやすかったかどうかが不安です…あと1話1500いいね 🫰 以上ありがとうごいました!!ほんとにいいねtapしてくれた方々には感謝しか無いです🥲あとコネシマさんとエーミールさん全然ストーリーに入ってなくてほんとに申し訳ないです…これも私の知識不足でまだwrwrdさんのキャラがいまいち掴めてません🙂↕️
グルッペンさんに関しては語尾がゾで合ってるのかもわかりません💦もし間違っていたら本当に申し訳ないです
コメント
2件

とっても素敵なストーリーです!!!!いいね1200にしときました!!