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明けましておめでとうございます🎍 新年一発目から最高です😆💓 れいら様も良い1年になりますように🙏
📢「……ふぅ、重いな」
いるまが段ボールを抱えて搬入口に置いた瞬間、後ろから軽やかな足音が聞こえてきた。
🌸「いるま、お疲れさま」
振り返ると、らんがクリップでまとめた書類の束を胸に抱えて立っていた。
📢「先輩……どうしてここに?」
🌸「生徒会で備品の確認を任されててね。リストと物資が合ってるか、最終チェックなの」
そう言って段ボールを覗き込み、指でリストをなぞる。
📢「あ、ざっす。手伝ってくれるんすか」
🌸「もちろん。……こういうのは一人だと大変でしょ?」
らんは柔らかく笑い、いるまの隣に腰を落とした。
廊下の喧騒から少し離れた搬入口は、外の風が吹き込んで心地いい静けさを作っていた。
二人きりの空気に、いるまの鼓動が少しずつ速まっていく。
彼女は無邪気にリストを読み上げ、チェックしていくだけなのに__
隣で感じる温度や距離が、やけに意識されて仕方なかった。
🌸「……よし、合ってるね。いるまのおかげで助かっちゃった」
らんがぱっと笑みを向ける。
📢「そんな……俺なんて大したこと……」
🌸「えー、謙遜しすぎ。ほんとに頼りになる後輩だよ」
さらっと言われたその言葉に、いるまの胸が熱くなる。
📢(……後輩、か。俺はそれ以上になりたいのに)
言えない気持ちを飲み込んだまま、ただ横にいる時間を噛み締める。
🌸「ねぇ、いるま」
不意に名前を呼ばれ、いるまはわずかに身を固くする。
🌸「文化祭が終わったら……お疲れさま会でもしない? 三年生は引退に近いし、こうやって準備で頑張ったみんなと集まれたら楽しそうだなって思って」
📢「……お疲れさま会……ですか」
頭の中でその言葉を何度も反芻する。
“会長と一緒に”という事実だけで、胸の奥が熱を帯びる。
🌸「もちろん、部活とか学年とか関係なくさ。みんなで集まってわいわいできたらいいなって」
らんは何気なく言っただけ。
けれどいるまにとっては__
その誘いが特別なものに聞こえて仕方なかった。
📢「……いいと思います」
平静を装って答えた声は、ほんの少しだけ震えていた。
🌸「よかった! じゃあまた、こさめたちとも相談してみるね」
らんが笑って前を向く。
その笑顔を隣で盗み見ることしかできない自分に、いるまは小さく息を吐いた。
📢(……“みんなで”って、わかってるのに)
彼女が自分にだけ声をかけてくれた気がして、どうしても期待を手放せなかった。
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明けましておめでとうございます🙇🏻♀️
今年も何卒よろしくお願いします❕
みなさんも良い一年になりますように🙏✨
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