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tomato
# 綺麗 に 腐った 罰
37
転生前 らすと やね あざした 。
しんみり すんじゃねーぞ っ
え てか 1日前 という 制約 は いずこ 。
赫桃
学園パロ
短編
瑞彡 一部 登場
「 これが 、恋 、? 」
「 俺 、彼奴のこと 、好き 、? 」
入り違う恋心 。
気づかない距離。
『 俺 、どうすればいーの っ !? 』
初心 × 初心
何もわからないままの恋 。
手の届かない3cmは 、いつ届くんですか ?
桃 視点
初めは 、小さな一歩だった 。
「 すいません 、これ 、落としましたよ 。 」
そう 、後ろから声を掛けられただけの 、なんてことない日常の1ピース 。
だけど 、その1ピースは 、大きな枠組みになっていった 。
「 はーぁ 、 」
ため息をつく 。
俺は百瀬桃 、ただのしがない高校生 。
テストも平均 、成績は特に目立たず 。
本当にしがない高校生だった 。
そんな俺は 、とある人に憧れを抱いている 。
先輩 。
赤暇 赫先輩 。
規則破りな行動をいくつもしながらも、生徒会長という立場を保っている 。
なんでも 、周りからの支持が強いそうだ。
本人考案の案件も 、いくつか通るほどの頭のキレ 。
そりゃ憧れだ 。
ある日の帰り道 、ぼーっと歩いていると、後ろから声を掛けられた 。
「 おい 」
「 …… ? 」
「 そこ 、危ねぇから 。」
「 … あぁ 、はい 、」
どこか上の空で返事をする 。
今誰に話しかけられてるんだ ?
「 あー もう 、聞いてんのかよ 。」
「 …… 」
「 ったく 、よいしょ 、」
そう言われた時には 、声の主に抱き寄せられて 、
「 帰んぞ 」
そつ言われた 。
声の主は 、
目に優しい茶に似た色と 、
情熱のような綺麗な赤色の入った
素敵な髪をしていた 。
そう
「 なななな赫 、先輩 っ !? 」
「 おう 、今更 ? 」
「 やばばばばば 」
「 え 、なんか壊れた 、どうしたら直るんだこれ 。」
「 え 、えと 、どうしてこんなことに … 」
「 お前が危ねぇとこいたからこっちに寄せてきて 、またなんかあったら嫌だから帰ろって言った 以上 。 」
「 え 、えええ … 、」
何だその恋愛漫画すぎる展開 。
「 ほい 、帰るぞ 、家どこだ 。」
「え 、ええと 、あの辺り 、… 」
「 ん 。」
そういうだけで 、会話が終わった 。
でも 、俺の心には 、小さな温かさと嬉しさがあった 。
( 何だろ 、この気持ち 、)
——— 初心は初心のままなのだ 。
赫 視点
「 彼奴 、反応おもれーなー っ w 」
久々に笑えた気がする 。
「 明日もなんかしてやろっかな w 」
もとより俺は 、生徒会長でありながら不良という特殊な立場だ 。
其奴に必死に慌ててる子猫とかおもれー奴でしかないだろ 。
「 明日はー …… 」
桃 視点
「 ななななんでいるんですか 」
がち焦りPart2 。
何故か赫先輩が校門前にいて俺を見てる 。
いやもうばっちばちに目が合ってる 。
なんかもう射抜かれてるレベルで見られてる 。
「 はぁ ……… 」
こっちは憧れの先輩と会えてドキドキなんだからさっ ……
「 ん 、ドキドキ 、? 」
「 うーっい っ 」
「 うわぁ っ 、!? 」
「 うわ 、今の驚き方俺の知り合いに似てるわ 。 」
「 し 、知りませんよそんなの っ 、! 」
「 なんでここいるんてすか !! 」
まぁまずは聞かないと始まらない 。
「 え 、そんなのお前を迎えるためだけど 。」
取り消し取り消し 。
聞いても始まんねぇわ 。
「 えぇ ……… ? 」
「 っは 、やっぱお前おもれーわ 。 」
「 んん …… ? 」
「 うい 、教室行くぞ 。」
「 はい … って 、教室違いますけど !? 」
「 送ってく送ってく ー 」
「 えぇ ……… 」
それが何ヶ月か続いた 。
登下校は一緒に過ごす 。
なぜだか家が近かったみたいで 、登校も一緒にすることになった 。
友達いねぇのか 。
「 赫先輩 、部活とかないんですか ? 」
「 あ ? あんなの入らねーよ 。」
「 おぉ …… 」
「 ま 、幽霊部員で美術かな 。」
「 え 、絵上手いんすか意外 」
「 お前なぁ 、! w 」
そんな 、軽口を叩きあえる程度の関係にはなっていた 。
「 あー 、そうだ赫先輩 、… 」
「 ん 、? 」
「 よければ 、今週の土曜日 、俺に付き合っていただけると …… 」
土曜日 。
駅前で2人で落ち合う 。
「 おーっす 、桃 。」
「 あ 、赫先輩 。」
「 ここでは赫でいいよ 。学校じゃないんだし 。」
相変わらずなんか距離の近い人だ 。
「 すいませんね 、付き合わせちゃって …… 」
「 んーん 。」
そう 、俺らは 、今から映画を見に行こうとしているのだ 。
「 まさか友達がインフルなるとは思わず …… 」
「 まぁ仕方ないって 。こうなったならぱーっと遊ぼうぜ ? 」
「 そう 、ですね っ 」
「 むりむりむりむり 」
「 いっちゃいましょーよー 」
映画が始まる5分前 。
赫は 、駄々をこねて座っていた 。
「 これ 、ホラーじゃんか 、」
「 バックルームですよ ?
どこが怖いんすか 。」
「 ぜ 、全部怖いだろ っ 、! 」
「 えぇ …… 」
「 絶対ジャンプスケアあるじゃん … 、」
もうやだ 、と消え入りそうな声でいう赫 。
「 あーもう 、赫 ! 」
ビシッと言うと 、顔を上げる 。
「 ここにいたら 、誰かにさらわれるかもだよ 、 ! 」
「 そう 、例えば 、エンティティ 、とか …… 」
わざと濁して想像させる 。
それが人を手玉に取るポイントだ 。
「 どうですか 、そっちのほうが怖いでしょ 、」
「 …… ぅん 、」
「 じゃ 、いきますよ 、2人で 。」
「 …… ん 、」
不安がっていた手を握ろうとしたが 、3cm届かなくて 、ポケットに入れ直した 。
「 やっぱ怖いじゃん 、……… 」
むすぅ 、と頬を膨らませる赫 。
「 赫 、ほら 、ご飯ですよー 」
「 んん …… 」
ぐすぐすと泣きながらも 、ちゃんとご飯を食べる 。
この人変なところで真面目なんだよな 。
「 美味しい ? 」
「 ぉぃしぃ … 」
「 はいはい 、じゃあ泣き止んでね 。」
いつの間にかためになってしまった口調とともに 、温かいラーメンを啜る 。
「 ん 、んま 。」
「 うう 、桃の意地悪 …… 」
「 俺一応怖いよって言ったはずなんだがな …… 」
ぽつりと呟く 。
顔はひたすら困り眉 。
「 ん…… 」
「 ほら 、赫 、泣かないのー っ 、」
そういって 、紙ナプキンで涙を拭う 。
「 …… 、桃 、女子向け恋愛漫画みたいなことすんな 、」
「 はぁ っ !? 」
驚きで手を離す 。
「 じゃ 、じゃあもうやったげねーからっ 、! 」
そういっている言葉は 、少し熱を帯びて震えていた 。
「 赫っちゃー っ 」
「 桃 、どした ? 」
あれから俺らはさらに距離が縮まり 、タメ口 、あだ名で呼び合うことが多くなった 。
「 あのね 、これなんだけど 、」
そういう前に 、別の声が入った 。
「 あの 、赫くん っ 、」
知らない顔の女子生徒だ 。
「 ん 、どした 、? 」
思わず不安になってしまう 。
( え 、あんな人と仲良くしてたっけ 、? )
仲良く会話する姿は 、いつもの赫には見えなくて 。
( これが 、素なの 、かな … 、)
そう思うと 、心がチクチク痛んできた 。
話す要件も忘れてしまい 、後退りする 。
「 俺 、赫に 、どういう気持ち 、なの 、? 」
わからないけど 、なんだか距離が離れている気がした 。
「 はーぁ …… 」
あれから数日 。
赫とは会っていない 。
登下校のタイミングをずらしたりしたからだ 。
まぁ赫ならなんとかしてきそうだが ……
「 …… ん 、なんだ 、これ … 」
たまたま触っていたスマホの広告で 、
「 好き度診断 」というものがあった 。
「 … やってみよかな 、 」
『 貴方の好き度は98% ! 』
「 うそうそうそうそ 」
なんてことだ 。
戯れでしたのがまさかの高得点 。
「 …… 思ったこと 、正直に書いただけなのに 、 」
( いや 、それが本音ってこと 、か … )
赫は3年生 。
俺は2年生 。
冬の寒さも厳しくなってきた頃 。
つまり 、卒業が近づいてきている 。
『 もしかしたら両思いかも !? 』
『 一か八かで行ってみろ ! 』
「 一か八か 、か …… 」
スマホをぎゅっと握り直した手は 、どこか震えていた 。
卒業まで、あと1ヶ月 ———
赫 視点
ピロン 、と携帯の音が鳴った 。
「 誰だー 、通知消せよー 、」
「 さーせんー 」
そう謝りながら 、スマホをいじくる 。
連絡が来たのは 、桃からだった 。
『 最近喋れてなくてごめん 、今日空いてたら体育館裏に来てほしい 』
端的なメッセージ 。
でも 、なんだかそれでもメッセージが来るのが嬉しかった 。
最近はずっとこうだ 。
桃から何かされたら嬉しい 。
桃がいないと少し寂しい 。
「 … 何なんだろな 、」
「 おい赤暇 、お前携帯 。」
「 あ 、さーせん 。」
「 ……… 。」
教師は何か言いたげに口を開いたが 、すくに閉じて首を振っただけだった 。
放課後 、生徒会があるのも放り出して 、すぐに体育館裏へ行こうとする 。
「 かいちょー 、今日会議 … 」
水色の髪を揺らしてきたのは 、副会長の瑞 。
だかしかし 、今日の俺は急ぎに急いでいる 。
「 わりぃ 、俺今日めっちゃ大事な用事あるんだわ ! 」
「 … 早く言えやー っ !!! 」
自由気ままな会長に付き合えるのは 、柔軟な思考の副会長だけなのだ 。
「 はぁ 、はぁ 、」
息せき切って到着すると 、黒曜石のような黒髪が迎える 。
「 … あ 、赫 、先輩 、」
わざわざ先輩と呼んでいるのには 、どこか距離を感じてしまう 。
「 … んで 、何 、? 」
「 … あの 、ですね 、驚かないで聞いてほしい 、です っ 」
真剣な眼差しで見つめられ 、姿勢を少し整える 。
「 俺 、桃は 、」
「 赫先輩の事が 、すきです っ 」
桃 視点
こわい 、こわいこわい 、こわい っ
どう返事されるのだろう 。
まぁ 、普通に 、『 まずはありがとう 』
かな 、
( 惨めな人生 、w )
心のなかで 、空っぽの身体に虚ろな笑いを咲かす 。
「 つ 、付き合って 、ください っ 」
差し伸べれなかった手は 、今は取られることを望んでいる 。
何秒すぎただろう 。
いや 、何時間 、?
とても長く感じられる空白の後に 、
「 … 喜んで 、」
手が温かくなった 。
寒さにかじかんでいた手を取られ 、優しく握られ 、
抱き寄せられた 。
「 ぇ 、… ? 」
夢のような出来事に 、思わず吐息を漏らす 。
「 俺も 、桃の事が 、好き 。」
耳朶に触れる優しい声は 、甘い熱と抱擁が入り混じっていた 。
あぁ 、ああ 、なんて幸せなのだろう 。
「 先輩 っ 、」
伸ばした手はすぐに取られて 、
「 先輩 っ 」
抱き締めるとすぐに抱きしめ返されて 、
「 せん 、ぱい っ 、! 」
もう 、3cmの距離なんてなくて 。
「 っ 、赫っちゃん っ ! 」
声をかけると 、
「 っ 、桃 っ ! 」
泣きながら声を返してくれる人がいる 。
一生の幸せだ 。
その日の帰り道は 、一緒に手を繋いで帰った 。
「 赫っちゃん 、卒業おめでとう っ ! 」
「 ありがと 、」
優しい目で見つめられ 、安心感のある手で撫でられる 。
「 えへへ 、」
「 ほんと可愛いっ w 」
「 あー 、もう1年学校居てぇ 、 」
「 もぉ 、卒業したんでしょ っ w 」
冗談を言い合いながら 、桜に包まれた通学路へと足を踏み入れる 。
もう 、歩き慣れたものだ 。
「 赫っちゃ っ 、」
「 ん 、? 」
そう首を傾げる赫の手を 、握って 、指を絡めて 、
「 ふふ っ 、あっちいこ っ ! 」
眩しいくらいの笑顔で言ってやるのだ 。
「 っ 、わーったよ 。」
そしたら貴方は 、嬉しいような面白可笑しいような 、
そんな笑顔で 、指を絡み返してくれるのだ 。
心の距離は -3cm 。
春の化身 、桜の花びらが1枚ぴらりと舞い降りて 。
強い風が吹いて 。
でも 、また舞い降りる 。
今度は 、手の届く所に花びらがある 。
それだけでも 、嬉しみが沢山あって 。
——— 春の恋心は 、初心で 、もどかしくって 、
けれどもそれは 、確かな愛情だ 。
「 これが 、初恋 っ ! 」
コメント
7件
ちょ~最高やん やっぱ初々しいのっていいねぇ どうやったら、そんな国語力が… やっぱね、どろどろばっか書いてると、初心の頃に戻れたよ めっちゃエモいし どやったら、そんな綺麗な表現ができるんだ…
好きすぎて泣っっっ.ᐟ.ᐟ.ᐟ すくしょしなければ、、.ᐟ.ᐟ できれば転生先でも見たいな~ なんて、、((
これで しんみり するなょ は みじんこ に ごじらに 勝って来い て 言うくらぃ には 無理 よ () ぇ ほんと うまぃね 、 何が 初心 忘れた だょ あたし ぼっち やんけ () てか 表現 が 国語力 ぴかってて まぶしぃ 。 やっぱ 赫桃 だな 。 おたがぃ の ちゃん呼び すきすぎ なの ありがとぅ 、 ありがとぅ っっ 転生先 でも 丁 すぎる .ᐟ.ᐟ.ᐟ