こちらは、同性愛の話、BLのお話です。
苦手、地雷の方は見るのをお控え下さい
ご本人様と全く関係ありません。
rb×sha
旧ビジュ想定
付き合ってます(同棲)
ごめんね書き方のせいで読みにくいかも。
rb視点
俺はシャオロンの事を全てやってあげて
いる。
爪切り、歯磨き、耳掃除、寝る時に布団
を掛けるのも俺だし洗濯物だって干すの
も取り込むのも俺。服を着替えさせるの
も俺。服を脱がせるのも俺。汗をかいた
ら俺が拭いてあげるのも俺。何かを食べ
させるのも俺。体も鮮明に洗って上げて
いるのも俺だし髪の毛だって俺が乾かし
てる。鼻水が出たらティッシュで拭いて
あげるのも俺。俺…俺俺。
兎に角全て俺がしているのだ。
何故全てやっているのかって?それは元
々俺が世話焼きなのもあるけど、1番は
シャオロンが俺から離れんようにする為
どういう意図かは後で話すわ。
そんな事を思い、シャオロンの世話を
全てし始めてから早3年。
ある日俺はシャオロンと大喧嘩をした。
喧嘩の最後は「もうろぼろなんか嫌いや
ッ…、、別れる、!」等と言い、シャオロ
ンは泣きながらガチャン!!と大きな扉
の音を立てて出て行ってしまった。
普通の恋人なら大きな絶望感と不安で頭
がいっぱいになって悩みに悩むだろう。
でも俺は確信していたシャオロンは戻っ
て来ると。
俺の推測に過ぎないが、恐らく1日もす
れば帰ってくるだろう。
何故こんな事が分かるかと言うと長年の
付き合いと言う所もあるけど、俺がシャ
オロンの事を全てやってあげていたから
俺に3年間どっぷり甘やかされて自分で
何もしていない彼が俺無しで生きれる訳
が無い。
人はしばらく何かをしていないとすぐに
忘れてしまう。きっとシャオロンは自分
でやる感覚を忘れている。今頃は「あれ
どうするんやっけ…」等と考えているの
だろう。
それでいい。俺が居ないと生きてけない
体になってしまえ。俺だけを求めて。別
れてもシャオロンはもう何も出来ない。
何故なら俺が居ないから。もし他に恋人
が出来たとしても他の誰かに養って貰う
なんて絶対に無理だろう。
だって今のシャオロンは社会的に言うと
ニートで1人じゃなーーんにも出来ない
ダメ人間なのだから。俺以外が出来る訳
無い。
だからシャオロンはきっと帰ってくる
俺は絶対的な確信をしている。
sha視点
ある日ろぼろと大喧嘩をし、俺はカッと
なって「別れる!」なんて言って家を出
てきてしまった。でも家を出ても当然泊
まる所なんて無い。俺は仕方なく、ホテ
ルに予約して徒歩5分のホテルに向かう
ことにした。
普段ならろぼろが買い物したり、外に出
て何かを買って来てくれるので此処1、2
年は外に出てなかった様な気がする。あ
んなに半袖の日焼けの跡が残っていた俺
の腕も、もう日焼けの跡なんか完全に消
え、真っ白い肌の色に変化していた。そ
れと同時にあんなに野球で付けた体力も
0 と言ってもいい程、当時と比べて
落ちて いた。 そのせいですぐ疲れ
「はぁ、ッ… はぁ、」と息を切らし歩く
俺は徒歩5分の ところを10分掛けて、
ホテルに着いたの だ。ホテルに着き、
カードキーを貰い、 部屋に着くと俺は
すぐに、大きなベッド に飛び込む。
大きなベッドはボフンッ と、言い俺を
軽く跳ね返した。
少し仮眠でも取ろうかなんて考えながら、
トイレに向かい、
「ロボロー、っ!」なんて呼ぶ何時もは
ロボロ!と呼ぶとはーいなんて返事が返
って来て、すぐ駆け込んでズボンやパン
ツやらを下ろしてくれる。でも今日は
返答がない。ぁあ、そうだロボロは
居ないんだった。そして俺はズボンを
脱ごうとすると…とてつもない違和感を
感じる。脱がないと漏れてしまうのに
脳が︎︎ ︎︎ ︎︎
”スボンは下ろされるモノ”
と勘違いして いるので、自分では
下ろせない。 脱げない。
「ろぼろ、っ、…もれ、漏れちゃ、ぅ、ッ」
「ろぼ、ッ…ろぼろ、ぉ、ッ」
【「ロボロ、ッろぼろ」と、既に成人済みの男が叫び、ロボロと言う人物に助けを求め続ける。傍から見たら、唯のヤバい人ではあるが、これはロボロの努力の成果である。】
「ッ、う゛っ、ぅ〜〜っ、… 」(漏,泣
ッ、この歳にもなってお漏らしとか最悪
や、もう嫌だ。パンツもズボンもビシャ
ビシャで何より何も出来ない俺が情けな
かった。
もう着替えよう、そう思っても手を動か
す事が出来ない。体がもうすっかり忘れ
てしまっている。
仕方ないからもうビショビショのままで
ベッドに寝転び寝ることにした
あー、いつからこんな何にも出来ない駄
目人間になったんやろ。初めは自分で出
来 るからぁ、 なんてロボロに言って遠慮
していたのに。
今はもう何にも出来ない。ろぼろ無し
じ ゃ生きられない。口を開けても
食べ物 なんて入ってこない。
手を伸ばしても
爪は勝手に切れない。
なんとも言えない心の空きに俺は吃驚し
ていた。胸がぐるぐるして、子供の落書
きみたいに乱暴に黒色で胸を塗り潰され
たような気分になって、もう何も分から
ない。何も出来ない。居なくなってろぼ
ろの偉大さに気付く、ぁあ…俺はなんて
馬鹿な奴なんやろう。こんな何にも出来
ない奴の世話してくれて、優しく声を掛
けてくれて、愛してくれて、
これ以上の人なんてこの先ずっと100年
経っても1000年経ってももう生まれて来
ないだろう。
後悔と不安でいっぱいな気持ちになる。
本当に別れたらどうしよう。今日の事で
愛想つかされたら、?。俺の事もう嫌い
になっちゃうのかな。いやだ。いやだ。
お願い別れないで、離れないで。
傍に居て、もうろぼろしか居ないの、
嫌わないで。どうしようどうしよう、
どうしよう。もう漏らした事なんて、
忘れるぐらい。それ以外の話題はもう
どうでも良くなっていた。
“ もう別れるぐらいならいっそ死んだ方がマシなんかな ”
別れると確定した訳じゃないのに不意に
そんなことを思ってしまった。
「っう゛……ッ゛」
両手で喉仏を潰すようにぎゅっと首を
絞め続ける。
くるしい。けれど、さっきまで脳みそを
フル回転させて、抑えようと思っても
抑えられない思考が全て “ くるしい “
だけで支配され、他の事を考えなくて
良くなるのがすこし気持ちが良くて楽に
なった気がした。
くるしい。くるしい。しぬ、っ…
死んじゃう、… ッそう思った瞬間俺は
手を離した。
「っ、ふ゛ー…ふ、ぅ゛、。」
俺は一生懸命息を吸う。…泣きながら、
「死ぬのってやっぱ…こわぃよ、っ… 」
その日、俺は一晩中泣いた。
落ち着いても、ろぼろとの事を想像や
妄想をし過ぎてしまい、不安で不安で、
堪らなかった。別れた先の未来を
考える と怖くてしんどくて、少し想像
しただけでも吐いてしまった。そんな中
安心して眠れる訳もなく、眠れなかった
不安で不安で堪らない夜を明かした。
否…不安じゃなくても、悲しくなくても
ろぼろが居なかったら俺はきっと
眠れないだろう。そこ迄俺は、ろぼろに
溶け込んでいるのだと痛感した一夜
だった。
次の日、俺は急いでホテルから出て
昨日は10分掛けて家から来た道を3分で
家へと帰った。それ程今すぐにろぼろに
会いたかった。
俺は鍵を使った。けれども扉は一向に
開かない。なんなら鍵穴が刺さらない。
?…なんで、?
ぁあ…そうだ鍵は2年前に種類を変えて
使えなくなったんだった。
どうしよう。どうしよう。
焦った俺は取り敢えず、開いてる訳の
無い、ドアを開ける事にした。
“ ガチャ…ッ ” 俺はドアを押すと、
なんと扉が開いていた。
そして中に入ろうと…扉の先を見たら _
ろぼろが立っていた。
「あッ、ぁっ… ろぼろっ、ろぼろッ…
ごめ、ッ …ごめんなさぃ、ッ、
お、俺、 …別れたくなぃ、ッ、、(泣」
「ぉ、お…おれっ、ろぼろが居らんく
なったら生きていかれへ、ん、っ、……」
rb 視点
ぁ、あ、 ッ かわぃいなぁ、♡、
酸っぱい胃酸の匂い、目の下にある隈、
きっと眠れなかったのだろう。
多分昨日泣き過ぎたのか、綺麗な
赤茶色の目が腫れてしまっている。
俺の為に沢山泣いたんかな、と想像する
だけで気持ちが一杯一杯になる。
下半身もびちゃびちゃやし、
多分漏らしてもぉたんやろなぁ…笑
『おいで…?シャオロン。』
そう言い、腕を広げるとシャオロンは
勢いよく俺に抱き着いた。
「んふ゛ッ…んん、ぅッ……、 」
「わか、別れないで、ッ、…ゃ、だ、、」
『別れへんよ。』
「嫌いに、ならんで、ッ……゛、」
『嫌いなんか俺は、言っとらんやろ?
大丈夫。大丈夫…。』
「あッ、ぅ゛……ずっと、いっしょ…?」
涙でぐちゃぐちゃになった顔でそう
問い掛ける彼はもう俺無しじゃ生きて
行けないのだろう。
『ずっといっしょ、やで。』
「ッ…ょかっ゛だ゛ぁ、っ」
『さ、シャオロントイレ行きたいやろ?一緒に行こか、?』
「ぅん、っ゛… 」
『はい、してええで。』
俺はシャオロンのズボンやパンツを
脱がしそう言う。
「んっ、…」
し終わったらまた俺がパンツやズボンを
上げて履かせてあげる。
3年前の今日辺りはきっとシャオロンは
恥ずかしがって照れながらしている
だろう。 まぁ今は恥ずかしがりもせず
当たり前になっているのだが、
あぁ慣れって怖いな。
なんて一人心の中で呟いた。
その後俺はシャオロンの服を脱がせ
全身を拭き、また新しい服へと
着替えさせた。
「ありがと…ぉ」
シャオロンはそう言いながら 、
目を擦りいかにも眠そうだった。
『…寝に行く、??』
「ぅん…ろぼ、」
『ん…?』
「ろぼろも、いっしょ、寝る…」
『んふふ、っ笑 ええよ行こか』
「ぅん、… 」
俺は、シャオロンを寝室まで連れて
行った。
そして一緒のベッドに入り、赤子を
あやすようにゆっくり、ゆっくり優しく
背中を摩った。そうすると、
シャオロン は安心したのか布団の中で
モゾモゾと動き、止まったかと思えば…
俺の胸に顔を埋めてスンスンと匂いを
嗅いだ。俺より身長高い癖に、わざわざ
下に行って顔を埋める彼の姿はとても
可愛らしく見えた。数分も経つと
すーすーッ…と寝息を立て俺の腕の中で
眠った。
小動物みたいで可愛い…。
なんて考えながらシャオロンを
見ていると俺まで眠たくなって来た。
…しゃおろんがいつ帰ってくるか分から
んかったから玄関前で寝ずに、待ってた
せいやろうか。
ぁ、あ…シャオロンを俺から離れない
ようにしたつもりやのに。いつの間にか
俺もシャオロンから離れられんく
なってもぉた。
まぁ…いいか。どぉせ離れる気も
サラサラないのだから…。
そんなことをダラダラ考えながら
俺は眠りについた。
後日__
「すき、だいすき…もぉ、俺には
ロボロしか居らへんから離れんで…。」
『…んふふ、俺も好きやし離れんよ。』
【ロボロが居ないと生きていけないと気付いたシャオロンさんは前よりも、もっと沢山愛を伝えるようになったとか。】
おわり。
長いのに此処まで見てくれて有難う御座いました。
今回は結構自分好みの作品をかけて満足してます‼️💞💗😻
サムネは にんげん 様に描いて頂きました
少し手直しさせて頂きました
元画像
はい、めちゃ可愛いですよね
僕のフォローしてるところに居るので
是非是非!!にんげん様の投稿も
見ててって下さい!!!マジでお勧めです
色使いとかもほんとに天才で!!
一度は見に行って欲しいです‼️
見なきゃ損ですよ!!!
コメント
6件
通知がお仕事してなくて見るの遅れたンゴ…() 依存ってこええええ……😶 合っとらんかもやけどこれ共依存ってこと…? shaさんがrbrさん無しで生きれないようにしてたつもりだけど自分もそうだった〜…的な…?! グルグルしてる感じの感情表現上手すぎ🫠🫠 大好きまる
手直しありがとうございます めためた嬉しいでつ
うぉぉぉ!!!! めためた好きだこの小説〜😭💕 無理やり取り戻すんじゃなくて相手から戻ってくるようにするの怖すぎる … 俺無しじゃ生きられないとか最高すぎる。独占欲ッッッ こーゆー系書くのすーちゃんうますぎて大好き🫶 にんげん様の投稿行ってきます💨