活人棺人、死が踊る

私

利私欲がない状態。

他者を思いやり、尊重し、協調して生きること。

相手の立場になって物事を考え、思いやって行動する。

相手の気持ちになりきること。

自己の利益や快楽ばかりを追い求めて生きていないということ。

相手に尊敬の意を持って接すること。

他者に敬意を持ちつつ、対等に接すること。

相手を下に見て見下したりせず、上に見ているわけでもないこと。

自分を律すること。

自らを律し、規律正しく生きている。

自分の行いに責任を持つこと。

他人に迷惑をかけないように、きちんと気を配っている。

自分にとって都合の悪いことをしない。

自分自身の行動に対して責任を負うこと。

ルールを守り、倫理的に正しい道を歩む。

約束を守る。

信頼を失うようなことは絶対にしない。

嘘をつくことで生じるリスクを理解していること。

約束を破った時に発生する結果を予測できること。

約束を破るつもりはないということを、誠意をもって伝えること。

約束を守らなければならない立場であることを自覚していること。

口先だけでなく実際に行動に移していること。

社会の一員としてのルールやモラルを守っていること。

自分が守られている存在であることを知っていること。

社会の構成員であることを受け入れており、その役割を全うしている。

他者を尊重しながら社会に貢献している。

他者に認められながら社会に貢献し続ける事は困難だ。

しかし、自分が認める事は容易い。

それは、その人の価値を高める。

だから、誰かを認める時は、その人が自分自身を認められるようにしたい。

自分を認められる事ができれば、他人も認めやすくなると思う。

だから、僕は自分の事を肯定して生きていきたい。

そう思えるようになったのは、君のおかげだよ。ありがとう。

人は皆、それぞれのやり方で生きています。

自分に合った生き方を見つけるためにも、時には立ち止まって考えてみるのも良いかもしれませんよ。

さあ、あなたにとっての活人とはなんでしょう？ 【

あとがき

】

ここまで読んでくださった読者の方々へ感謝を込めて。

本作を読んでいただいて、ありがとうございます！ もしよかったら、感想やレビューなどを頂けると嬉しいです。

本作は、主人公を含む登場人物が全員、何らかの罪を犯しています。その点では、犯罪者小説と言えなくもないでしょう。しかし本作のテーマは犯罪ではありません。主人公は善悪を超えて「何かのために行動する」「誰かのためになりたいと思う」人間であり、そんな主人公が様々な事件に遭遇して、悩み苦しみながらも懸命に生きていきます。

また本作には「殺人」が登場しますが、本作ではあえて「殺すこと」に焦点を当てませんでした。