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すた~と~
-翠視点-
紀「よっしゃ、はじめよか」
翠「…(コクッ」
始まってから色々な事を聞かれ、なんとか答えた
声を発するのは俺にとって最も苦手なこと
特に初対面の人とか、
紀「最後に、百から聞けって言われてるんやけど…」
翠「…」
そう言うなり紀さんは少し顔を暗くした
どうしたのかとじっと紀さんを見る
紀「ほんまに言いたくなかったら良いんやけど」
紀「病気を発症した”過去”の話」
翠「ッ…!」
“過去”思い出したくもない真っ黒に染まった過去
聞いたって良いもんじゃない
翠「…聞いたって良いもんじゃないですよ…」
紀「そりゃそうやんな…」
翠「聞いても…絶望したりしないでくださいね…」
紀「(頷く」
翠「…じゃあ_」
少しづつ冷たくなっていく体
震える口
だけど少しだけ、軽い心
俺はゆっくりと口を開く
-翠過去-
俺は小さい頃から期待される子だった
翠母「翠は賢い子ね!(撫」
翠(小5「!えへへ」
学校のテストでは毎回のように満点を取っていた
俺が頑張ることの出来る理由は母に褒めてもらうためだった
でも、あの日から少し変わった_
俺が小6で満点を逃してから
翠母「…お母さんガッカリだよ」
翠母「翠は賢い子だと思ってたのに、」
翠(小6「…ごめんなさい」
翠母「…もう、良いよ」
翠(小6「…ぇ、」
その言葉は氷のように冷たかった
-3年後-
翠(中2「…(勉強中」
翠(中2『やらないと…やらないとッ、』
辛くても、嫌でも、やりたくなくても俺は”認めてもらう”為に勉強をした
勉強をして勉強をして…勉強をした
でも、また出来なくて、また突き放されての繰り返し
翠(中2「…もう、嫌だ、辛いよ…ッ(泣」
この時、手に違和感があり見てみたところ
翠(中2「ぇ、なに、これ…」
指先が冷たい…いやこれは氷だった
指が凍る…?と考えてる暇もなく寒気が俺に襲い掛かった
翠(中2「…寒、」
布団にくるまっても、収まらず体が凍るようだった
それが何年も続いた
-翠視点-
紀「…」
翠「…ごめんなさい、いい話じゃなくて」
翠「やっぱ聞かなかったほうが_」
紀「そんなことないで」
紀「ありがとな、話してくれて(笑」
先生は優しく笑ってくれた、突き放したりしなかった
翠「…(泣」
紀「…(頭、撫」
翠「う”、ぅぅ”(泣」
先生はずっと頭を撫でてくれた_
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最近モチベが無さすぎるので本当に投稿頻度が終わってますが把握お願いしますm(__)m