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「 僕 、 何か忘れちゃってたみたいだね 。 」
wki side.
さっきから 理解が追いついていない 。
でも 記憶喪失って言われたのは 確かだ 。
ついさっきのことを 忘れるなんて ことは流石にない 。
固まったまま 黙っていると 、
「 僕だって 、 こんなことになると思ってなかったし 、 」
「 つ 、 つまり … ? 」
くす 、 と 元貴 は笑う 。
「 今の 岩井の一言で 、 思い出したよ 、 全部 。 笑 」
「 ぇ 、 ぃゎ … 、 」
頭は追いつかないまま 、 俺は 強く 、 元貴を抱き締め返す 。
「 守ってあげれなくてごめん っ 、 もっ゛ と 、 速く 気付いてたら ッ ゛ …. 、 」
嗚咽混じりに涙を流す 。
俺も 元貴も 、 明日目腫れてるんだろうな 。
「 ね ? 岩井 、 ? 笑 」
「 若井だわ 、 ばか 。 」
2人で 涙を拭い 、 口づけを交わした 。