shp国→e国 gr国→w国
です
== zm ==
この国に来て、1ヶ月が経とうとしている。
もう慣れてしまったが、任務などが次々に入ってくるため、前みたいにいろんな国を飛び回ることは難しくなった。
夜21時。今は、会議室にいる。
ショッピが席についたところで、グルッペンが口を開いた。
gr「察する奴もいるだろう」
ショッピに視線を向ける。
gr「e国の話だ」
ショッピの眉がぴくっ動く。
kn「王冠か」
gr「そうだ」
shp「………なんの話っすか」
gr「あぁ…そういえばショッピ君には言っていなかったな」
台本のようにグルッペンが言う。
gr「前、ゾムが詐欺の話をしただろう。e国も関わっているだとか言ってたかから、突っ込もうと思ってだな」
shp「王冠って…10個の宝石が埋められたやつですか」
gr「知っているのなら問題ない」
ショッピが目を見開いた。
shp「あれは70年前にe国の能力者が作ったやつじゃ…」
gr「あれは、70年前にe国の国王が騙して手に入れたものだ」
shp「ぇ…………」
gr「70年もバレずに行けるなんてな」
ショッピの顔がひきつる。
shp「それを…盗るんですか」
gr「何か問題が?」
shp「e国に喧嘩を売るのは…」
gr「別に、トントンがうるさいから戦争はしない。いわゆる、君とゾムが好きな怪盗。といってもあそこは強いからな~」
shp「……………」
gr「嫌なのか」
shp「嫌…です」
あんなに嫌っていたのに、喧嘩はやりたくないんやな〜…。
グルッペンは、少し考えるそぶりを見せれば、空笑い。
gr「……ん笑、そうか。じゃあ、気が変わったら教えてくれ。今日の会議は終わりにする」
するっと立ち上がったグルッペンは、
gr「コネシマ、ちょっと来てくれ」
とだけ言って部屋を出た。
kn「えぁ…おう…」
コネシマは慌てて立ち上がり、グルッペンを追いかける。
== shp ==
kn「なあ、ショッピくん」
壁に寄りかかれば、タバコを吸った息を吐く。
kn「昨日のe国の話なんやけどさ。なんで嫌なん?」
shp「グルッペンさんから言われたんですか」
kn「はは…ちゃうよ。俺が気になっただけやで」
shp「嘘つかなくていいですよ。別に…隠すことでもないし…」
kn「…ごめんな」
shp「大丈夫です」
俺は、そのばにしゃがみ、壁に寄りかかる。
shp「怖い」
kn「………」
shp「俺のことがバレたら殺されるんじゃないかなー…なんて」
kn「そんなに死にたくないんや」
shp「本当はどうでも良かったんですけどね…」
俺がタバコに口をつければ、彼はタバコの箱をポケットにしまった。
「じゃ」とだけ言ってこの場を去る。
ci「ねえ、ショッピくん」
外のベンチでぼーっとしていると、横にチーノが座ってきた。
shp「んー?」
ci「e国、そんなに怖いん?」
shp「…聞いてた?」
ci「なにが?」
その笑顔が刺さる。
shp「………そうやね。誰とも会いたくない」
ci「なんで?」
shp「そこで言い合うのもめんどくさいし」
ci「えぇ…?そんなの、もう話す気ないからーとかで良くない?」
shp「俺はそういうの得意じゃないからな」
ci「…だから行きたくないの?」
shp「………まあ」
ci「そっかー…。でも、その気持ちはわかるなぁ。俺も人付き合い苦手でさ」
shp「嘘つかなくてええねんで」
ci「嘘?ついてないで?」
shp「………」
「あれっ…疑ってる?本当なんだけどなぁー…」
shp「………」
ci「…いや、別に得意とかそういうのじゃないんだけどさ。ただ…慣れちゃっただけで…ね」
shp「なんで幹部入ってんの」
ci「人間関係…少しは楽になるかなぁーって。まあ、権力ってやつ?これでアンチも増えるんだろうけど、そんなのどうでもいい」
shp「楽しくないってこと?」
ci「ん〜…そんなことはないけど…正しく言うなら、飽きた。人付き合いが。もうどうでもいいんだよね」
shp「飽きた…」
ci「……ごめん。話逸れたわー」
そう言って、この場を後にする。
== zm ==
コンコンッ
夜9時半。この時間は各々自室で過ごしている。
zm「はぁーい」
咄嗟に爆弾をしまう。
ドアが開けば、ロボロがいた。
珍しく天の布を外している。
zm「どうしたん?」
rbr「ちょっと、手合わせを」
zm「……今?もう遅いし明日でも」
rbr「ごめん」
俺はナイフを持って立ち上がった。
zm「…はい。また俺の勝ち」
首元でナイフを止める。
ロボロは構えていたナイフを下ろした。
うおー…目が怖えぇー…俺なんかしたかなぁ…。
zm「…えっとー…ロボロさーん?」
rbr「ゾム」
ロボロは俺に視線を合わせないまま声を発した。
rbr「もう一回」
ロボロが大きく振ったナイフを、俺は後ろに避ける。
さっきからなんも言わんし…どうしたん?情緒不安定?
適当にナイフを構えていれば、ロボロが詰めてくる。
rbr「お前、嘘ついたことある?」
zm「———……」
一瞬バランスが崩れた。危ない。
zm「…嘘ついたことない人間なんかおらんやろ?」
rbr「その嘘で、人を傷つけたことは?」
zm「……何?」
rbr「別に…俺が昔裏切られたって話」
ドンッ
背中を地面に打ちつけられる。咄嗟に受け身を取る。
さっきから何を言っているんや?話が見えない。
ナイフを振ればロボロが抑える手を離す。
rbr「俺、お前に会ったことあると思うねん」
zm「……覚えてない」
rbr「本当か?ずっと軍隊で教育されてきて、緑のパーカー着てて」
zm「言ったやろ。俺は孤児院で育ってきた。軍に入った経験はない」
rbr「……俺の勝ち」
気づけば、腹の横にナイフの刃があった。
rbr「人違いやったらええんや」
zm「…………」
rbr「…………」
気まずい!!
えっ…どうしよ???
なんか話さんと…
もう一回やる?話題変える?もう解散する?
zm「…えっとー…」
rbr「ありがとうな。…もう寝よか」
彼はナイフを下ろし俺に背を向ければ訓練場を出た。
zm「………ロボロ」
rbr「んー?」
zm「……いや、なんでもない」
まじで右向きが描けない、、、
デジタルでも反転使ってサボってるんで、描けないんすよね、、
頑張ります💪
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