それではどうぞ
🇯🇵アッ…アメリカさん…
🇺🇸んーなんだ?
🇯🇵休憩を取ってください。
ある日、アメリカさんが珍しく残業を喰らっていた。
アメリカさんの机の上には、目を疑う程に山程書類が積み重なっている。
アメリカさんの顔を覗くと、顔色は悪く、目の下には隈が出来ている。
まあそうだろう。だってかれこれ三日は寝てないんだから。
私は心配のあまり、アメリカさんに休憩するように促した。
でもやはり仕事に熱心なアメリカさんは
🇺🇸でも仕事はやらねーと…
と言う。
いつもなら
『ああ、そうですか。』
で終わる話だが、今はそんなの言ってられない。
🇯🇵いーえ!今日は言わせて下さい。アメリカさん、休憩して下さい!
私は声を張り上げてそう言った。
私にしては珍しく大きい声を出したので、アメリカさんはビクリと肩を震わせ、目を丸くし私の顔を見た。
🇺🇸…そんなに言うなら仕方ないな…分かったよ。
頭を掻きながらアメリカさんは立ち上がる。
あー…やっと聞いてくれた…。
と思っていると、アメリカさんは私の所へ歩みを寄せた。
🇺🇸じゃあ〜…こんなにも俺疲れてるし、でも仕事残りもあるしさ…
アメリカさんは私の肩を掴む。
🇺🇸また仕事頑張る為に日本、充電させてくれよ?
アメリカさんはニコッと微笑む。
🇯🇵充電…私で良ければ良いですよ。
確か代表的な充電ってハグでしたよね…?
それならいっぱいしても良いですが…。
…だが、私が思う充電方法とはまるっきり違かった。
アメリカさんは突然私にキスをした。
🇯🇵…え?
私はその一瞬の出来事に戸惑いを隠せなかった。
アメリカさんはそんな私の顔を両手で包み込む。
🇺🇸一回付き合え♡
アメリカさんはペロッと舌を舐めた。
ああ…成程…アメリカさんの言う充電とはこっちだったのか…。
私はそう腹を括った。
『終』
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