テラーノベル
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翌朝の楽屋は、いつも通りの賑やかさに包まれていた。
しかし、その内実の空気は以前とは明らかに違っていた。
🤍「よっしー、これ。昨日言ってた、次のライブのセットリストの修正案」
柔太朗が資料を仁人のデスクに置く。
その視線は、リーダーとしての仁人を尊重しつつも、その体調や顔色を細かく観察していた。
💛「あ、ありがと、柔太朗。助かる」
仁人が受け取ると、柔太朗は小さく頷き、隣の勇斗をチラリと見た。
💛(ちゃんと見ててよ、勇斗)
言葉には出さなくても、その目がそう語っていた。
柔太朗は、二人が部屋で過ごした夜の気配までは分からなくとも、仁人の纏う空気が「勇斗のαのフェロモン」によって完全に保護され、安定していることを見抜いていた。
❤️「仁ちゃん、今日の衣装、こっちのジャケットの方が映えると思う!」
舜太が衣装を手に持って近づいてくる。
💛「本当だ。舜太、センスいいね。じゃあ本番はこっちにしよう」
仁人が笑うと、太智が後ろから「じゃあ俺はこっちー!」と騒ぎ出す。
以前なら、メンバーが近づくたびに勇斗は牙を剥くような独占欲に駆られていた。
しかし今は違う。
彼らが仁人を傷つける存在ではなく、共に仁人を守る「仲間」だと深く理解できたからだ。
勇斗は自身のフェロモンをトゲトゲしい威嚇ではなく、仁人の体調を維持するための温かい結界のように、薄く、穏やかに部屋中に満たしていた。
💛「勇斗、今日のダンス、フォーメーション変更のところ、ちょっと位置確認させて」
仁人が勇斗を手招きする。
🩷「おう、いいよ」
勇斗が近づくと、二人の距離は自然とゼロになる。肩が触れ合い、耳元で話す。
メンバーたちは、その光景をもう誰も茶化さなかった。
むしろ、勇斗が仁人の傍にいることで、仁人の呼吸が深く安定することを知っているかのようだった。
💛「みんな、今日も生放送あるからね。気合入れていこう」
仁人が立ち上がり、全員を見渡す。
その瞳には、恐怖に怯えていた面影はもうなかった。
5人の信頼という強固な土台の上で、M!LKは今、かつてないほど一つにまとまっていた。
しかし、オメガの肉体が引き起こす「本当の宿命」へのカウントダウンは、二人のあずかり知らぬところで、確実にその刻限を早めていた。
next♡4000.
雫
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🎀もちたん🎀
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コメント
3件

まじで次も早く見たい!!応援してます!!!!

書き方うまっ

き、き、き、気になります…!!!!!