第1話
音翔’sハウスin玄関
役人「審神者の勧誘に来ました」
音翔「へ?」
私霞崎音翔、突然ですが只今審神者とやらに勧誘されています。
クズ母「中で詳しく教えて頂けますか?」
ヘッ、相変わらず外面だけは良いことで
まぁ面倒いから省略すると、霊力とやらが多いから勧誘されたらしい。
本来は未成年を審神者にするのはどうかと言う所だが人材不足の為、又、私の霊力があまりに多い為特別に許可されたらしい。
あのクズ母はと言うとクズ父と二人して、喜んでたよ。
何せ未成年を審神者にするんだから親にも金が行く、という事らしいのでその額を聞いたら即決だったな。
勧誘に来た時の政府とか言う所の役人さんも驚いてたな。
私にとっちゃぁ前世よりマシだがな。
さて、そんなこんなで審神者の研修も無事に終わり(約半日で座学は完了、見習いとしての派遣はその本丸に行った5日後に刀剣男士と審神者の方にもう何もしないで良いよって言われたから5日で終わった。(仕事が出木杉君状態で凄かっただけ))
今回私が行くのは新しい本丸ではなく、元々あった所らしい。今は審神者はもう居なく、審神者のいないブラック本丸という事らしい。こんのすけに詳細を聞くと…
こんのすけ「そこの本丸は今までの審神者による暴言、暴力、無理矢理の夜伽などがあったらしいです。」
音翔「そっか、ならまだ普通だね」
こんのすけ「え?」
という訳で、勧誘を受けてから約一週間後。
早速その本丸に行くことになった。
役人「このゲートを通って下されば本丸の門前に着きます。その後はお任せします。」
音翔「かしこまりました。」
結局人任せかよクソが!自分は死にたくねぇってか?あ”ぁ?
ゲートに潜ると…
音翔「何これ門の錆すごww」
こんのすけ「審神者様が付かなくなってから暫く経ちますので」
音翔「そっか〜確かにこんの言うとうりだわ〜」
こんのすけ「こん!?」
音翔「なんや駄目だった?」
こんのすけ「いいえ、嬉しいです!」
音翔「ならいいや〜って、門早く通ろっか」
こん「そうですね」
音翔「門前に人はいないか?てかコレ錆びて開きそうにないな…」
こん「なんと!?どういたしましょう?!」
音翔「大丈夫だよ。おk、じゃあぶっ壊しますか」
こん「え?」
(…デジャブ……)
約3割の力で門の扉を蹴る。
(っ・-・)⊃どーん
音翔「脆いなこれ」
こん「…………え?」
音翔「よし行こ〜…ってうわ!!」
??「今のをかわすとは」
門を潜った瞬間に刀が振られた。大きさ的に大太刀か太刀だな、これ。
音翔「ちょっと誰、乙女に刀を向けるやつ。しかも初見で。」
??「扉を蹴りで倒した奴の何処が乙女と言えるか」
音翔「え〜そんな事言うなし。てかあんたは…え〜っと〜…加州清光と三日月宗近か。他にも幕末時代と三条が揃いに揃ってるとは中々だねぇ〜」
加州「え?初見で全員覚えてるとか怖、キモ、しかも関係まで?ヤバ」
音翔「まぁ自慢じゃぁないけど半日で覚えましたよ」
こん「審神者様!ご無事ですか!?」
音翔「問題ないよ。」
そう言った矢先、刀が飛んでくる。今度は指で3本とも挟む。
音翔「……門の上に二人、3時の方向に1人か…気配と霊力からして今剣と五虎退、浦島虎徹かな?」
三日月「あなや、そこ迄とは。」
音翔「人間舐めるなよ。てか、入っていいか?もう疲れたんだが。」
安定「この本丸に審神者は必要ない。」
音翔「それはお前らで何とでもいってろ。てか今までの扱いについて聞いたけどまだマシな方だろ。」
刀剣「……は?」
加州「ふざけないでくれる?」
音翔「確かにお前らからしたらキツいかもしれねぇが私に言わせりゃぁ仲間がいる時点でマシだわ。」
岩融「まさかそなたは…」
音翔「人間なんてそんなもんさ。とりま離れに居っから明日の10時半に集めといて。挨拶だけするわ。挨拶してその他諸々決めたら関わらねぇよ。」
そう言って離れに行く。後ろで何か言ってるのは気にしない。……てか夜伽って私が奉仕するのか?…まぁ今日ぐらいやらなくても良いだろう。やれと言われたらやるまでだ。
離れに着いたけど……掃除は明日でいっか。
今日は徹夜でいっか。こんさえ寝れればいいや。今日は安心出来ないし。寝首を搔かれる訳にもいかないしな。
21時30分
離れに着いたのは14時のはずが、その間誰も来なかった。
こん「お休みなさい、審神者様。」
音翔「はい、お休み〜」
明日集まるかな? そう思い、満月を見ながら一夜を過ごした。
第1話~完~
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