この作品はいかがでしたか?
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リクですすすすすすすすす!!!
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「やらぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「だーめーや!」
「やらぁぁぁぁー!!ととといるぅぅぅぅ!」
かれこれ、1時間程続けているこの無意味な争い。
どうしてこうなったのか、軽い経緯を説明しよう。
ことの発端はまず、グルッペンによって緊急会議が開かれた時の事だった。
「α国から戦争を仕掛けられたゾ。1週間後、開戦らしい」
α国、というのは昔から戦力も国力もある大国で、戦争を仕掛けられた国は地図から消えるという噂が流れているほど、戦争に強い国だった。
「うそ、やろ、!?」
「残念ながら本当だ」
こちら側の勝率はきっと、1割にも満たないだろう。
そう言われた途端、いろんな事が頭の中でぐるぐるし始めた。
もし、今回の戦争で負けたら?
もし、今回の戦争で俺がタヒんだら?
もし、ゾムが奇襲されたら?
ゾムは、ゾムはどうなる?
考えただけで涙が出そうになる。
「ゾムのことだが…日常国に預けようと思う」
「日常国…」
「ああ、あの国のセキュリティは我々をも上回る世界最高峰レベルのセキュリティらしいからな」
それに…とグルッペンが続けて口を開く。
「今回は同盟国にも応援を呼びかけてあるからな、そう簡単には負けないゾ」
「諸君、これは命令だ。必ず今回の戦争、生きて帰って来い。」
「「「ハイル・グルッペン」」」
というような感じで、α国との戦争が決定され、ゾムにも分かるように説明したが、俺と離れたく無い、と言って駄々を捏ねているのだ。
「やらぁぁぁぁ!ととしんじゃうぅぅぅ」
「そう簡単にタヒなへん言っとるやろ?」
そう言っても首を横に振り、目がこぼれ落ちそうなほど泣いている。
こちらとしても、ゾムが泣いている姿は見たく無い。
「だーかーら!俺は絶対タヒなへんし、生きて帰って来る、そう言っとるやろ!?」
「やらぁぁぁぁぁぁぁぁ」
今まで、何度か任務に行く時はこんなに駄々を捏ねていなかったのに、今回は珍しく引き止めてくる事に少し疑問だった。
「いいか?ゾム。俺はゾムが大好きやねん、だからゾムが生きてる限り絶対タヒなへんし、生きて帰ってくる」
「やらぁ…!ととしんじゃぅ!」
「なんや?俺がそんなに弱く見えるんか?」
「んーん…とと、つよい、でもッ」
ここで、俺はゾムから衝撃的な事を聞くことになった。
「ととのまわりまっかなの…」
「真っ赤、?」
ゾムからそう言われ辺りを見渡すが、赤いものは俺のマフラーくらいしか無く、ゾムの言う真っ赤は無かった。
「まっかだからととしんじゃう…!」
「真っ赤だと俺タヒぬんか…?」
そう聞けば、激しく頷き足にしがみついてきた。
俺の周りが真っ赤だからタヒんじゃう…
一体ゾムには何が見えているんだ?
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ワハー
リクは日常国との絡みなのに日常国に行くまでが長いなw
2話構成なので次で完結ですಠ_ಠ
コメント
15件
リクエストだぁぁ\( ᐛ )/ zm……もしかして未来が見える?!(((?
tn氏ーーーーーーーーーー!!!生きろぉーーーーーーーーーー!!!
フェ!!!???