コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
【 ヘタリア腐 】
米英
童貞くさいアメリカと童貞くさいイギリス
※世界観と名前を借りた創作みたいな感じ。あまりイギリスとアメリカ要素が感じられない。
独立前〔子メリカ×アーサー〕
国名&人名呼び
俺は弟のいるアメリカという国へ向かっていた。まだ国として未熟なアメリカことアルフレッドの世話をすることになった。アルフレッドことアルはよく俺に懐いてくれていた。俺がアメリカの広い家に行くたび、アルは喜んでくれていた。俺がいない時にアルは花を摘みに行ったりするようでたまに俺に綺麗な花を渡してくれた。多分、広い家に1人なのはとても寂しいのを少しでも紛らわすために外に出ていくのだろう。できることなら、俺が一緒にいてやれたらいいのにそれはできない話なのだ。ざっざっと草地を歩いていると小さな金髪の姿が見えた。その子供ーアルは綺麗な花を摘んで大事に胸に抱えていた。俺の気配に気づいたのだろうか、後ろを振り向き、蒼い瞳を揺らした。
「あーしゃー…?あーしゃーだ!」 アルは俺を見つけてすぐ、花を胸に抱えながら、一生懸命こちらへ走ってきた。 「アル」 それに応えるように俺もアルの方へ向かっていった。 「あーしゃー!待ってたんだぞ!」 といい俺の胸へ飛び込んだ。 「うぉ…!こ、こら…危ねぇだろ…!せっかく摘んだ綺麗な花が崩れてしまうぞ」 アルは俺に怒られたのだと思い「…ごめんなさい、」と謝った。何だか罪悪感に見舞われ、「あ、俺も言い方が悪かったな…まぁ、その、これからは…急に飛び込むのはアルにとっても危ないからきをつけるんだぞ?まぁかわいいからほんとやめて欲しいとか思ってなんかいないからな…」アルはあの言葉を理解できたのだろう。「うん!これからはゆっくり飛び込むんだぞ!」これからも飛び込むことが前提で話を進めていくアルがとても愛おしく思えた。「あ、そうだ!忘れてたんだぞ…」アルが何かを思い出したかのようにポケットをゴソゴソと弄り、何かを探していた。「アル?何か探してるのか?じゃあ…一旦降ろすぞ、」きっと抱かれたままだとポケットの中のものを出せないだろうと思い降ろそうとすると「や!降ろしちゃいや!降りるのはいやなんだぞ!あ、あった!」とポケットから赤い紐を取り出し、先ほどまで摘んでいた綺麗な花をきゅっ、とまとめた。 「それ花瓶に飾るのか?それなら赤いリボンは後で外すことになるけどいいか?」しかし、アルはまとめた花を俺の前にずぃっ、と差し出した。「え…?」「これ、アーシャーのために摘んだんだぞ!アーサーに似合うと思って…いや、だったかい?」瞳を揺らしながら一生懸命に伝えるのを見て、感慨深く感じてしまった。ぎゅっ、とアルを抱きしめながら「アル…ありがとな。こんな綺麗な花を摘んで俺に似合うって言ってくれて俺はアルが花にも優しくしてるのも一緒に知れて嬉しいぞ」と感謝の気持ちをアルに伝えた。それを聞いたアルも嬉しかったのか、「うん!俺も嬉しい!」と元気よく返事をしてくれた。「ずっと外にいるのもアレだし…一旦中に入ろう。アル、一旦その花持っていてくれないか?」「うん!」と再び嬉しそうに返事をした。
家に入って、アルは駄々こねていたが…アルをおろし、アルにもらった花を花瓶に入れるか否か…少し迷ったが、せっかくアルが摘んでくれた花をすぐに枯れさせてしまうのはよくないと思い、しゅるっ、とリボンを外し、胸ポケットの中へ入れ、茎の根本を水に浸した。「あーさぁ…お腹が空いたんだぞ…」と弱々しく声を出すアルを見て、「あ、じゃあ今から作ってやるからな!待ってろよ!」「やぁ…、待てないんだぞ…」「つったって…どうやって腹を満たすんだ…?」「アーシャー」「え?」俺で、腹を満たす…アルは何を言ってるんだ…?「あ、アル…お腹空きすぎて冗談まで…じゃあ、作ってくるから、待ってろよ?」アルはむすっ、とした表情のまま変わらない。少しだけ罪悪感に見舞われ…早速キッチンへ向かおうとするとズボンの裾をぐい、と引っ張られた。「あ、アル?どうした?俺が早く行かないとお前お腹満たせないぞ?」「アーシャー抱っこして」アルは俺の言葉には聞く耳は持たず、抱っこを強要した。「あー…たく、しょうがねぇな、少しだけだぞー?」と抱っこをした瞬間、アルは俺の服を掴み、胸の方へ口を向けた。まさかーーと思い、「あ、アル!だめだ!」と止めようとしたが、もう遅かった。アルは俺の胸をちゅ、ちゅっと吸い始めた。「っ…、あ、アル…だ、ダメだ…って、」いくら言っても聞く耳は持たずにずっと吸い続けていた。今夜は何も用事がなかったからアルの家に泊まっていくことにした。ベットに入り、添い寝をしようとした瞬間、またアルがオレの胸を吸い始めた。「あ、アル…やめ、…」アルはずっと男である俺と一緒にいるからな…きっと母親のいる子供に感化されたのだろう。その日以来、アルは隙を見れば俺の胸を吸うようになった。どうしてこんなに胸に執着するのだろうか…?もしかして、甘えることができるのは俺しかいないからなのだろうと思い、そのままそっとしていた。