第2話.貴方の声と話
* - * - * - ୨୧ - * - * - *
少し、通りやすい貴方の声。
通りやすい、というか。
好きな人の声だから聞こえやすい、と言うべきか。
好きな人が話していることは、なんでも聞きたくなるし。
なんなら好きな人の声だけ聞いていたいし。
無駄話も、くだらない話も、貴方の話ならなんでも聞いていたい。
そんなことを思いながら、今日も私は貴方を眺めていた。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
コメント
1件