テラーノベル
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午後の診察が始まりました。元貴は診察室、滉斗は待合室で慌ただしくそれぞれの仕事をしています。
病院の2、3階にある、家に居るらんちゃんと涼架の様子は、、、?
「うぅ〜‼︎」(手足をバタつかせる)
「よいしょ、、、らん〜大丈夫だよ〜」(抱き抱える)
あらら、、、らんちゃんがちょっとパニック気味のようです。落ち着くまで少し時間がかかりそうですね。
落ち着きやすいように今はそっとしておきましょう。
「いやぁぁぁ‼︎」
診察室から子供の泣き声が聞こえてきました。どうしたのでしょう?
「そうだよね〜嫌だよね〜」
「ちっくん、ヤヤ!しない!」
なるほど。予防接種をやりたくなかったんですね!さあ、どうしましょうか
「こんにちは!〇〇くん!」(ぬいぐるみを動かしながら)
「くましゃん!」
「〇〇くん、僕と一緒だったら、ちっくん頑張れるかな?」
「くましゃんもいっしょ、、、?」
「うん、一緒に頑張ってみない?」
「、、、がんばる」
滉斗がくまのぬいぐるみを使って説得してくれました。
「じゃあ、3秒だけ頑張ろうか」
「くまさん、ぎゅってしてていいよ」
「くましゃん、、、いっしょ」(ぬいぐるみを抱きしめる)
「いくよ?さーん、にーい、いーち」
「終わり!、頑張れたな」(頭を撫でる)
「頑張った?」
「うん、かっこよかったよ」
「やったぁ!」
なんとか終わりましたね。流石は精神科医と精神科看護師です。
今の患者さんで一旦落ち着いたようです。滉斗が2階に行くようですね
「ただいま〜」
「おかえり〜あれ?今日はもう終わり?」
「一旦落ち着いたから、様子見に来た」
「そっか。らん、パニック出たけど、少し前に寝てくれたよ」
「ぅ、、、」(ソファーで寝ている)
「ん、お疲れ様」(頭を撫でる)
「あんまり酷くはなかったんだけど、トリガーが分からないんだよね、、、」
「午前中下に居たし、疲れたのかもな」
どんなに忙しくても家族の時間は絶対に確保する滉斗。見た目は怖いけど、本当はとても優しい人です。
「滉斗〜!どこいった〜!」
一階から元貴の声がしました。滉斗を探しているみたいです。
「滉斗〜?あ、居た」
「ごめんごめん、どうした?」
「発熱外来入ったから手伝って」
「ん、了解」
病院は忙しいですね。いつ患者さんが来るか分からないから、ずっと気が抜けません。
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