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「 鵜飼くーん 」
体育館の中に入って行き手を振る。
「 お、あぁ…神内さん! 」
金髪になった鵜飼くんの髪を見て少し笑う。
「 鵜飼くん雰囲気変わったね。あぁ、あと今は叶なんだ。 」
「 叶…叶…?! 」
「 あ、父さん!!見てたの?! 」
桜芽が手を振りながら近寄ってくる。
「 父さん?! 」
「 あ、叶桜芽の父の叶秀斗です。 」
僕はにっと笑って鵜飼くんに言う。
「 い、いやぁ…神…か、叶先輩にまさかお子さんいたとは…しかも桜芽… 」
「 僕も桜芽が烏野行くって言った時はびっくりしたけどね 」
あははっと笑って鵜飼くんを見る。
鵜飼くんは目を丸くして状況を理解しようと懸命だった。
「 あ、父さん!俺どうだった?! 」
「 すごかった!あの9番くんとの速攻はもちろんだけどレシーブもちょっとずつ上手くなってるね 」
感動しちゃったと言いながら僕は桜芽を褒めた。
すると桜芽はにっこりした笑顔で
「 ありがと! 」
と言った。
それから僕は一足先に家に帰り桜芽の好物のオムライスを作った。