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、、、今日も明日も、苦しい日が来る。
いつだって____は。 スタート
いつも朝は、暴力から始まる。
この家庭は、男を女にし、女を男にするという謎の決まりがあった。
俺の双子のもう一人。シャオロンは本来は男だ。
声も強制的に高くさせられ、成女として育てば、オークションに出され、、、
家庭内で俺、僕はまだギリギリ許される範囲。外でうっかり俺、僕と言ってしまえば、すぐに殴られる家庭だった。
愛がない家庭に育った俺たちは、感情もなく育っていった。
俺と双子のシャオロンは、あまり普段からしゃべらなかった。
だがしかし、その口を開ける日が来たのは、そこまで遠くなかった。
シャオロン「おにい、、、お姉ちゃん。お願い、、、」
ゾム「、、、ッ!」
ゾム「、、、ごめん。その願いは叶えられそうにない。でも、そこまで導いてあげることはできる。」
シャオロン「、、、お姉ちゃんと一緒に出たい、、、」
ゾム「そのうちな。」
ゾム「きっと、、、出来る。シャオロンを、応援してるよ。ずっと。」
シャオロン「、、、!ありがとう!お、、、私が出たら、お姉ちゃんも出てきてね、、、?」
ゾム「うん。」
ゾム「、、、、、、。ごめんな、、、」
シャオロン「?お姉ちゃんなんで泣いているの?」
ゾム「いや。何もない。大丈夫!」
、、、その出来事は、先ほど起きたことだった。
だが、その空気が一瞬で崩壊する。
先ほどの、俺とシャオロンとの会話を裏で聞いていたメイドが、俺たちを独房に入れてきた。
カビ臭い独房。どこからか、漏水する音が聞こえてくる。隅をよく見ると、
蜘蛛の巣が大量に張っており、まるで、その罠にはまってしまった者どもを、
逃がさんとばかりに蜘蛛の巣がついていた。