この作品はいかがでしたか?
153
この作品はいかがでしたか?
153
10月5日
部活の帰りだった。いつもはみんなで帰ってるけど今日は二人だけだった。
みんなは「アランくんの家にいるから来て」って言っていた。
「なぁ、治!」「今日俺の誕生日やで!」「なんか奢ってや!」
「アホか侑」「お前が誕生日やったら俺もや」
と何気ない会話をしてアランくんの家に向かっとった。
すると、突然羽の生えた黒い生物が俺らの方を見てにっこり笑った。
俺は侑に言おうとしたけど、その生き物はすぐいなくなってしまった。
けど、侑は聞いてきた。
「なぁ。治。」「さっきなんかおらへんかった?」
「おったな」「なんやろな」「幻覚ちゃう?」
せやったらええなぁ笑
なんて笑ってる侑。
俺たちは昔羽が生えた黒い生き物を見ると、どんな人間でも死んでしまう。
オトギバナシ
そんな御伽噺を読んでもらったことがある。
「せやな、。」
俺には見えた。未来が。
路上に横たわっている侑と俺。
車のヘッドランプがへこんでいる姿。
次の瞬間だった
コメント
4件
やばい、主さん天才✨
待って、神作品… 涙出るって