続きです
日向サイド
家に、一通の手紙が届いた。
前に、、事故にあった女の子の両親からだ。
ハガキに大きく、
死亡通知状
と、書かれあった。
あのとき、もっと早くあのコを助けることができたなら。
あのとき、事故に合う前に助けられたなら。
なんども、、なんども、、
家で、自虐、、してしまった。
手も足もボロボロ。部屋には血痕が残ってあり、
少々血臭かった。
手紙が届いてから、ずっと学校を休んでいる。
心の整理がしたいからだ。。。
3年前の、あのときと、
変わらない光景。
血を出しながら倒れている両親。何針も頭を縫ったり、皮膚を移植したりした、
死んだ両親を今でも覚えている。忘れたくても忘れられない。
なんでで俺だけが生きていたのか、あのときに俺も死にたかったよ、、、
医者が放ったあの言葉。
「残念ですが、、、両親はもう助からないでしょう」
まだっ!事故が起こってから!1ヶ月もたってないのに!
なんでそんなことが言えるんだよ!
残念!?んなこと1ミリも思ってねぇだろ!
あの言葉に切れた俺は、医者に近くにあった花瓶を投げてしまい、
怪我を負わせ、少年院に入った。中2の2学期ぐらいに、出所できた。
周りには少年院に入った噂が広がり、
学校に登校した初日から、
沢山のいじめを受けていた。
お決まりの、
ドアを開けたら水バッシャーン。
たまにゴミ。
机には大量の落書きと、一輪の花。
椅子にはボンドで貼り付けられた、画鋲。
靴箱にも画鋲。上靴は、ビリビリに破られていた。
食堂で買うパンにはゴミが入っている。
持っていった弁当も床に捨てられる。
掃除の時間には、汚いバケツの中に顔を突っ込まれる。
先輩たちからの暴行犯は、しょっちゅう、
大人の先生からも暴行され続けた。
俺が一番、腹たったのは、
髪の毛を、無理矢理黒色に染められたことだ。
オレンジ髪だから、気持ち悪いと言われてね。
父さんも、オレンジ髪だったから、許せなかった。
殴ってしまった。そのことで退学になり、睡眠時間以外すべてバイトをしていた。
まぁ、金を稼げたから幸運。と思っていた。
そう思えなかったら、今頃この世に俺はいなかっただろう。
♡200で!
終わります
コメント
2件
翔ちゃん… 無理だめだよ… って言いたいけど助けを求められる人がいないのか…