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私と菜美は電車に乗って、あそこに向かった。
「着いたー」
「うん。やっぱ来てよかったね。」
「うん」
「まず、どこから行く?」
「う〜ん…、あ、蝶々がいる〜」
「あ、そうじゃん。羽がきれいだね。珍しい」
「あ、行きゃった。ねえ、」
「なあに?」
「追いかけない?」
「え、でもせっかくここに来たんだよ」
「そうだけど、」
「はあ…、別にいいわよ」
「やった。じゃあレッツゴー」
私は蝶々を追いかけた。
「心愛、待ってー」
私と心愛は町外れの森に来ていた。
「ハアハア、心愛、蝶々は?」
「それが…」
「見失ったんだ。」
「うん。そろそろ帰ろっか」
「うん。でも、来た道わかる?」
「…」
そう、私と菜美は蝶々を追うのに夢中だったから、帰る方法がわからない。
「どうしよっか」
「う〜ん」
「あ、」
「どうしたの?」
「見て」
私は指を指した。