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叔母さんと同じ保育園で働くことになって、しかも麗もそこに通えることになって、私は本当にホッとしてた。朝も叔母さんの運転する自動車で出勤する。
なんかいろいろ不安だったけど、叔母さんと一緒って思ったら大丈夫そうな気がした。
「娘共々よろしくお願いします」
保育園に着くとそう挨拶させてもらって。麗は知らない人がいっぱいいて怖がるかなと思ったけど、
「うお~っ!」
って叫びながらオモチャとか置かれてるところに突進していった。
「あらあら、元気な子ね♡」
ベテランそうな保育士さんがそう言ってくれて。
「麗、ママはお仕事してるからね」
声を掛けたら、私の方を見もしないで、
「ん~っ!」
だって。
ママ、ちょっと寂しいな。