保育園での仕事は、月水金の三日。火木土は別の人が入ってる。それもあって月に七万円程度なんだよね。だから叔母さんの扶養に入った。
麗も私と一緒に月水金と保育園に行く。これは普通の入園者と違う枠だから、仕事がある時だけなんだ。
でも、それでいい。
シュンくんとは婚姻状態だから、少なくとも法律上は夫婦。一応は夫さんだよね。だけどもう、彼に対する気持ちはまったくない。
でも同時に、彼に対する恨みも別にないんだ。麗を迎えられただけで、私にとっての彼の役目は終わった。だから、麗と会わせてくれた点については感謝してる。それは本当。でもそれ以上じゃないんだ。
彼がこれからどんな風に生きていくかも興味はない。彼は私の子供じゃないから。
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