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#吉田仁人
ゆ。
3,795
#ご本人様とは一切関係ありません
ぴよたろう
25
勇斗side
ピーンポーンピーンポーン
勇斗「う、うう…」
「誰だ…?」
眠っているとインターホンが鳴った。
ドアスコープから外を覗く。
勇斗「あっ、仁人」
ガチャッ
仁人「ただいま!」
勇斗「うんおかえり…?」
「なんかテンション高いな」
仁人「当たり前じゃん!
来週から修学旅行だよ!?しかも沖縄!」
勇斗「あーそんなこと
言ってたりもしてたな」
仁人「おい…せめて俺の話は聞いとけよ」
勇斗「すいませーん」
仁人「というかさ?勇斗大丈夫?」
勇斗「ん?なにが」
仁人「なにがって、体調不良で
帰ったんだろ?」
勇斗「あー…うんもう大丈夫」
そういえばあの女が不愉快で
帰ってきたんだった。
むしろあの空間に2人で居させた
ことの方が失敗だったか…?
(クラスメイトは見えていない)
仁人「心配したんだぞ?急に帰るから…」
「何か一言あっても良かったろ」
勇斗「・・・あーごめんごめん」
「忘れてた」
仁人「忘れてたって…!」
勇斗「ごめんって」
仁人「・・・まー、大丈夫なら良いけどさ」
「ご飯食べたら今日話した事教えるな?」
勇斗「ありがと」
なんだかいつもより素っ気ない態度を
とってしまう。
仁人は何も悪くないのに。
ただの、醜い”嫉妬”なのに。
いや、強いていえばこんなに俺から
アピールされてんのに
一切理解してないこの鈍感さが悪いか。
まぁそういうとこが好きなんだけど。
一生俺の傍に居てくれんなら、
この気持ちは知らなくてもいい。
ただ、それだけでいいのに。
世界はそれを許してはくれない。
翌日
仁人「はい皆ーちゃんと
しおり持ってるかー?」
伶奈「明明後日からは待ちに待った
修学旅行だね!」
「就いて間もないけど私も参加するから
仲良くしてくれたら嬉しいな☺️」
仁人「司小木先生も
もうこのクラスの一員ですよ」
伶奈「吉田先生…」
生徒「もーイチャイチャしないで!」
「仲良いね幼なじみコンビ」
「”だって付き合ってたんだもんね”」
勇斗「・・・は?何それ」
生徒「あれ?佐野知らねぇの?」
「この2人高校生の時
付き合ってたんだよ!!」
「お似合いだよねー笑」
仁人「え!?ちょ、言ったの!?」
伶奈「あれ?なんかダメだった?笑」
仁人「違うから!
いや違うことも無いけど!」
「なんか1週間だけ?みたいな感じで
付き合ったけど結局友達の方が
いいねってなって戻ったから!」
生徒「必死すぎん?笑」
「えーそうなんだー」
「なんかこっちが恥ずかしい笑」
伶奈「私はー」
「また仁くんと付き合えるなら
付き合いたいけどね?」
仁人「えっ」
生徒「ええ!?!?」
「ヒューヒュー!!」
「お二人さんアッツイねぇ!!」
伶奈「・・・じょーだんじょーだん笑」
「本気にした?」
仁人「ちょ、伶奈ぁ…」
どうしよう…収集がつかなすぎる。
誰か、
勇斗「お前らさー仁人困ってんじゃん」
「見てわかんねぇの?」
「さっさとホームルーム終わらせて
帰ろうぜ」
生徒「まぁーなー?」
「それもそうか」
「ごめん仁人くん」
勇斗ぉ…😭
やっと助かった…
ありがとう。
一応感謝のポーズと口パクをしておいた。
勇斗はそれを見て
少し照れたように横を向いたが
窓に反射している顔は嬉しそうだ。
やっぱりこういう時ズバッと
やってくれるのは勇斗なんだよなぁ…!
仁人「じゃあ挨拶しようか!」
学級委員「起立・気をつけ・礼」
「「ありがとうございました」」
生徒「帰ろ帰ろー」
「スタバ行かん!?」
「ふー終わったー!」
数分後
伶奈「仁くん」
仁人「ん?どした伶奈?」
伶奈「班活動の時さ、立ち当番だけど
ちょっと会えない?」
「久しぶりに話したいこと
いっぱいあってさ…」
「ダメ、かな?」
仁人「あー・・・俺も話したいこと
たくさんあるんだけど、
班活動中はずっと勇斗と居るんだよね」
伶奈「ずっ、ずっと?」
仁人「そう。勇斗がどうしてもって
言うからさ」
伶奈「先生方は良いって…?」
仁人「うん。もちろん許可はとってるよ」
伶奈「あっ!じゃあホテルは?」
「ホテルの見回り中なら
会えるんじゃない?」
仁人「ごめん・・・それも勇斗が同じ
部屋がいいって言ってて遊びたい
らしいから出られないんだよね…」
伶奈「ええ…?」
「いや、ちょっと待ってよ、
みんな佐野君に甘すぎない?」
「なんでそんなに…嫌じゃないの?」
仁人「え?なんで?」
「嫌じゃないよ?」
伶奈「だって、一生徒と同部屋って…」
仁人「あー笑
まぁ普通ならそうなんだろうけど
俺らは既に同居してるしさ」
伶奈「えっ!?」
「それってどういう」
勇斗「仁人ー」
勇斗がいきなり教室に入ってきた。
仁人「あれ?勇斗どこ行ってたんだよ?」
勇斗「ん?ハゲ先に呼ばれてた」
仁人「お前いい加減・・・先生の名前
ちゃんと呼べよ…」
勇斗「気ー向いたら呼ぶわ笑」
仁人「それ絶対呼ばないやつだし…」
「でなんで戻ってきたの?」
「カバン持ってんじゃん」
勇斗「あー・・・」
「そこのセンセーにちょっと用事」
仁人「え?伶奈に?」
勇斗「そーそー」
「あ、そうだ先帰っといて
今日バイトだから」
仁人「分かった」
勇斗「あっ、俺と司小木センセーの
話覗くなよ〜?」
仁人「覗かねぇよ!!」
全く、可愛くないヤツめ。
仁人「じゃあな勇斗。バイト頑張れ」
勇斗「はいはーい」
ガラガラッ
俺はその場から足早に離れた。
勇斗side
一気に教室に静寂が響く。
先程とは全く違う
重苦しさがのしかかってくる。
多分それは俺にではなく、目の前の女に。
伶奈「・・・なんの用?佐野くん」
勇斗「仁人の事好きなのか?」
自分でも大胆な質問をしたなと思う。
しかし、人の心配までしてられるほど
今の俺には余裕も心の広さも
持ち合わせてはいない。
伶奈「・・・もしそうだったとして
なにか問題がある?」
「私は仁くんの幼なじみで」
「同い年な」
勇斗「あるよ。問題」
伶奈「え?」
勇斗「俺が好きだから」
「仁人のこと」
伶奈「っ…」
すごく驚いた顔をしている。
そんな予想外な言葉でも
無かったと思うけど。
勇斗「だからさ、あんた邪魔なんだよな」
「俺らの」
「そろそろ自分が負け犬だってこと
気づいてくんない?笑」
伶奈「それがあんたの本性ってわけ?」
「仁くんの前では猫かぶりすぎじゃない?」
「裏表ある人間は嫌われるよ」
勇斗「まーそうだな。
仁人以外の人間にはこんなかもな」
「仁人は俺の生きる理由だから」
「だから好きとか、カッコイイとか、
そんなしょうもない理由で、
俺の仁人に触んないでくれる?」
伶奈「・・・そんなんで諦められたら
15年間方思いなんて出来ないから…!」
勇斗「じゃ、まぁせいぜい後悔したら
いいんじゃない?」
「俺の想いに年数如きで勝とうとした
無謀さを」
「それと、全部自分にブーメランで
返ってきてること理解してる?」
伶奈「絶対負けないから…」
「あんたみたいなやつに…!!」
勇斗「よろしく笑
センセー」
俺に勝てるやつなんて、1人も居ないから。
𝐞𝐧𝐝☕︎︎𓂃 𓅇
コメント
13件

すごい戦いになりそうな予感だな、(←誰目線?w