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【注意】
・BLです
・❤💙＆🖤🧡メインです
・捏造です
・最終話
・ご本人様とは関係ありませんので迷惑をかける事のないようお願いいたします
↓↓↓↓↓↓
♢ side Meguro Ren
照君とふっかさんの陰からの支えにより、俺は何とか翔太君と喋ることが出来た。まだ少しぎこちないけど、恋人同士じゃなくて、Snow Manという家族同士で喋れている感じがする。
……そんな中、翔太君から「話がある」と言われた。
「（怖いな……、）」
少し不安を覚えつつ、翔太君を待つ。
『ごめん、待たせた。』
「全然！大丈夫、」
Shot「……じゃあ、早速なんだけどさ。」
「……うん、」
Shot「……めめに伝えたいことがあって。」
「……俺に？」
Shot「そう、めめに。」
「ど、どうしたの……？」
Shot「……俺、涼太と付き合う事にした。」
「……え、」
聞き間違い？じゃないよね？？
「え、ほんと？」
Shot「こんな嘘つかねぇよ。」
「っっおめでと、！！」
俺は心からその言葉を言った。
Shot「……怒んないの？」
だが、彼は不安そうな目でこちらを見つめる。
「怒る？何で？」
Shot「……あれだけめめの事好きって言ってたのに、涼太と付き合うことになったから……。」
「俺は翔太君が幸せならそれで良い。俺はそれを望んでる。」
Shot「……ごめん、ありがとう。」
こんな事を伝えられたら、俺も伝えるしか無いな。
「……じゃあ、俺も言わないといけないな。」
Shot「？、何を？」
「俺、実は告白されてて。」
Shot「！、そうなの？」
「うん……でも、俺最初は断った。」
Shot「……何で？」
「翔太君を置いて俺だけ幸せになんてなれないから。」
Shot「……んなの、気にすんなよ。もう別れてんのに。」
「俺は気にしちゃうから良いの。でももう翔太君は舘さんって言う素敵な人とこれから一緒なんだから、翔太君も俺の事気にしないでね？」
Shot「……おう。めめも幸せにな。」
「ありがとう、翔太君。」
♢ side Watanabe Shota
あれから数日、俺は涼太からの気持ちを受け取り続けていた。
Date「ねぇ翔太。」
「ん、何？」
Date「次のオフ被ってるからさ、どこか行かない？」
「……良いけど……珍しいな。」
Date「？、だって好きな人と一緒になりたいから。」
「っ！？」
Date「んは笑、顔真っ赤だよ笑」
「な、っ……！//」
Date「どこ行こっか。」
「……どこでもいい……、//」
Date「……じゃあ水族館ね。」
「……分かった。」
涼太と話す度に顔が、体が熱くなる気がする。
♢
幼馴染と水族館へ来るなんて何十年ぶりだろうか。小学生の時に一緒に来た以来、それから水族館へは来ていない気がする。
「おー……すげ。」
Date「久々だね、こうやって水族館来るのも。」
「だな。俺も思ってた。」
Date「……。」
「……な、何……？」
涼太は魚を見るまでもなく俺を見つめる。
Date「手、繋いじゃだめ？」
「……は……？//」
いきなりそんな攻撃をしてくるとは思いもしてなかった。しかも純粋無垢なそんな目で見つめてくる。
「……う……、//」
Date「……。」
「わ、分かったから、！」
と、俺はヤケクソで手を差し出した。
Date「ありがと。」
ぎゅっと繋がれたその手は、よりにもよって恋人繋ぎ。他者から見れば、ただの成人男性が手を繋いでる光景そのものだ。
Date「……んふふ、笑」
「何だよ……。」
Date「デートみたいで嬉しいな。」
「……いい加減にしてくれ……、//」
Date「だって翔太が可愛いのが悪い。」
「っ可愛くねぇから！」
Date「可愛いよ。」
「うぅ……、」
もう涼太の顔はしばらく直に見れないだろうな。
♢
そして、数週間が経過した。
「……なぁ、涼太。」
Date「ん？」
「話あんだけど。」
Date「話？」
「……その、好き……です。」
Date「……本当？」
「……うん、好き。」
Date「……んふ、やった。」
「っ……//」
ああもう、その笑顔がずるい。
Date「やっぱり翔太は可愛いよ。」
「だから可愛くないって！//」
Date「あ、そうだ。今日仕事終わったら家行って良い？」
「……良いよ。」
Date「やった。久しぶりに翔太の家行きたかったんだよね。」
「……、」
彼は何もかもがずるい。俺の心をいとも簡単に奪っていく、まるで怪盗のように。
「（……あんなに蓮のこと好き好き言ってた癖に……俺ちょろかったんだな。）」
Date「翔太？」
「あ、ごめん何？」
Date「どうしたの、浮かない顔して。」
「……や、何でもない。」
『舘さんー？次撮影ー。』
Date「分かったー、今行く。」
彼は「じゃ」と言って走っていった。
「……。」
♢ side Meguro Ren
翔太君は舘さんと幸せになった。だから、俺は伝えるべき事を彼に伝えなきゃいけない。
「……こーじ。」
今は、彼と2人きりだ。
Koji「んー？どしたんめめ。」
「……次は、俺が康二のこと幸せにしていい？」
Koji「……え？」
「俺は前まで翔太君に幸せにして貰ってた。だけど、それももう終わった。だから、次は俺が康二の事を幸せにしたい。」
Koji「っホンマに……？」
「本当だよ。」
実を言うと、康二に告白をされてからずっと康二が俺に対して気持ちを伝えてくれていた。時が経つにつれて俺もどんどんと康二に心が傾いていって、そして今に至る。
「俺、康二の事が好き。付き合って欲しいな。」
Koji「っもちろん！俺も大好きやでめめ！」
♢
それから、よくゆり組と俺達でご飯を食べに行く機会が増えた。酒に酔っては惚気ける。
Koji「舘さんもカッコええけど、蓮もカッコええもん！」
Shot「いーや！確かにめめはカッコいいけど俺の涼太の方もカッコいいし！」
Date「もー翔太そんなに引っ付かないでって、酔いすぎだよ。」
「ほら康二、水飲みな。」
Koji「どっちもイケメンで良い彼氏やわぁ！笑」
Shot「ホントそれ、まじ大好き。」
Date「はぁ……笑」
「俺らも幸せっすね、舘さん。」
Date「だね。」
今日も俺達が、幸せにします。
