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これは、なんでもない日の話。
「な〜、腹減ったー。」
「………」
「おい、無視すんなよ」
「さっき食べてたじゃん」
「お前の見間違い。」
「いや、見てたって、」
「育ち盛りなの!」
「……まだ伸びる気、?」
「おう!」
くだらない話をしながら、並んで帰る帰り道。
目的なんてなくて、……ほんとは、俺がお前と喋りたいだけなんだけど。
「ねえ、コンビニついたよ。何買うの」
「アイス!」
「お腹すいたって言ってたじゃん、おにぎりとかじゃなくていいの?」
「いーのいーの!俺はアイスが食いてえ」
そんなくだらない話をしながら、ふと、お前を見る。何時も通り、いつもの顔、いつもの歩き方。
「……なあ」
「ん?」
「なんでもない」
言いかけて、やめる。
今のままでいい気がしたから。
風が少しだけ吹いて、前髪が揺れた 。
それを見て、なんとなく思う。
――こういう時間が、
ずっと続けばいいのに、って。