前回の続き。
︎︎☁︎︎*.┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈︎︎☁︎︎*.
Nk side
なんで、なんで抵抗するの?みんなでシアワセになれるんだよ?、
Sm「目覚ませ……ッ!!!」
覚めてるよ、覚めるのはスマイルの方でしょ??。
さっきから斬りかかってくる彼に俺はこう言った。
Nk「みんなで地獄へ行こうよ。」
違う、
Nk「ね、スマイル。」
違う、、
Nk「なんで返事してくれないの?」
Sm「ッ違う!!!」
Nk「……。」
Sm「俺はッお前らのことを地獄に堕としたくて悪魔に身体売ったんじゃねぇんだよッ!!!!」
Sm「俺は…俺はッお前らのことを守りたかっただけなんだよ!!!!」
………言ってたね、守りたいって、今の俺もスマイルのこと守りたいって思ってるよ、けど…さ。
もう、手遅れかもよ。
???side
??「おれね!!おおきくなったら魔法でみんなのこと助けるヒーローになりたいの!!!」
そんな妄想してた時期もあった。
父さんも母さんも褒めてくれたさ、
嬉しかった、家族だけが俺の生きる意味だったから、テストの点数だって普通、運動普通、音楽そこそこ、なんにも特化してない俺でも無償の愛を沢山くれた家族。
俺は間違えなく力を望んだ。
力さえあれば救えるものなんて沢山ある。
悪魔の力を借りて皆×して、みんなで仲良く×にたかった、×んだら親にだってあるかもだし、……いや、地獄には両親と兄弟いないか。
悪魔が居ても案外楽だ、大量の魔力を持ってるだけあるわ。
救って欲しい、救って欲しいよ。
たすけてよ、助けて欲しかったよ。
どんなに、どんな思いで俺が生きてきたか。
まだ夢見続けてる俺がバカみたい。
自分で×ぬなんて家族がいた時は考えもしなかった、永遠にこの幸せが続けばいいって思ってたから、けど、親が×んでからは×ぬ事しか考えてない。
もちろん、みんなのことも大切だけど、もう疲れたんだよ。
死ぬほど足掻いてもダメだった時の絶望をもう見たくないんだよ。
俺の中に居た悪魔はそっと俺を闇で包んだとさ。
コメント
4件
続き嬉しいです!! もう最高すぎてやばいです! 涙がでちゃいます...