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「莉紗ーっ!」
「うわっ!」
「びっくりした?ねぇ!」
「うん、びっくりした。」
「やった〜!」
(この笑顔をずっと守るためなら、悪魔にも天使にもなってやる)
「相変わらず元気だなぁ」
「そうだよ、あの時2人で約束したじゃん!」
「そうだね。」
「今日から、私達は大親友だ!」
「そうだね!」
「じゃあ、約束作ろう!」
「いいね。どうする」
「まずね、どんな時でも笑う事」
「笑うっか…」
「どうしたの?」
「実はね…私、精神的な病気で笑えなくなってるんだよね。」
そう、私は昔親に暴力を振るわれ続け、笑えなくなってた。
「そう、だったんだ…じゃあ、私が莉紗の分まで笑うよ!」
「えっ?」
「そうたら、2人笑ってる事になるでしょ?」
「そうは、ならないと思うけど…。」
「いいの、それで!だから、莉紗は安心して泣いていいんだよ!」
「あ、ありがとう///」
「あ〜、照れた!可愛い!」
「う〜、うるさい、うるさいっ!」
「約束だからねっ!」
「うん!」
………
これが、私達の交わした約束だった。