テラーノベル
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本日の遅刻 魔王
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Aぇ! group
カプなし
伸びてくれないとと泣いちゃう
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むかしむかし、とある島に6人の男がいた。
1人は、器用でなんでもこなせる。大型犬みたいな愛され末っ子。
1人は、どんな雨の日も心を快晴にしてくれる太陽のような人。
1人は、中身を知れば笑劇を受けて、人のために熱くなれる人。
1人は、料理が上手くて、たまに天然が出たりする、一緒にいて、飽きることが無い人。
1人は、自信を無くしちゃう時もあるけど、仲間といれば最強になれる人。
1人は、みんなを引っ張って、前へ進んでくれる頼りになる最年長。
彼らは、とある島で出会い、第二の島、そしてその先に行くために、たくさんの苦労をした。
そして、5年後のある日
あと少しで、次の島へ着く直前で、ひとりが消えた。
なんで
どこに行った?
皆、慌てているうちに、島へ着いてしまった。
その島に着いた時。5人は王により民衆の前に立たされた。
この人達が、次の挑戦者だ。ここは旅の通過点に過ぎない、と。
ちょっと待って、あいつは?何故かここにいないあいつはどうなる?
王族たちは口をつぐんだ。
なんか言えよ。
それでも王族達は黙ったままだった。
そして沈黙が続いたあと、
明日、この島を出ていってもらう。次の目標を作りなさい。それを目指して、旅をするのです。
と言われました。
5人は何も言わずにその場を立ち去り案内された宿に入りました。
なぁ、
1人が口を開きます。
これからどうするん?あいつおらんし、6人で、ここに来るのが目標達成だったんちゃうん?
続いて、もう一人、もうひとりと口を開き始めました。
そうやけど、おらんもんはしょうがないやんか。
そや、きっとどこかで生きとる。やから、俺たちは前に進もう?な?
そう話しているうちに、皆、眠りに落ちていた。
次の日の朝。
じゃあ、出発しよか、
そう1人が言った。
目標、何にします?
確かに決めてへんかったな
あ、このお宝を探す、とかどうですか?
ええな、ありきたりで定番で無難やけど、最高にええわ
そう言って目標に向かいまた、進み始めることになりました。
5人は民衆に見守られながら、その島を出発しました。
そして、しばらく進んだある日。
1人が、
忘れ物をした。取りに行ってくる。
と言い始めました。
最初は皆止めましたが、どうしても彼は聞きませんでした。
そうして彼は、忘れ物を取りに戻って行きました。
1年半が経っても彼が戻ってくることは
ありませんでした。
そして数年後。
4人は目標だった宝を見つけることが出来たのです。
よっしゃぁ、やっと見つけたで
6人から、なんでか4人になってしもたけど、達成したで。
…今まで辛かったわ、
そう、4人は語りました。
なぁ、1回最初の島に戻らへん?
1人の提案で最初の島に戻ることにしました。
その間にたくさんの島も回りました。
そして、島に戻って、
6人で住んでいた家に戻ると、二つの手紙が置かれていました。
ひとつには、
みんなへ
ごめんなさい。
僕はみんなとは行けません。
ここを追放になったからです。
安心しいや。
生きとるから。
やから、みんなで頑張ってな。
いつか、また会えたらええな。
大晴。
もうひとつには
みんなへ
大晴が書いとったから、俺も書いてみよ思て。
ごめんな、突然忘れ物を取りに帰るなんて。
忘れ物はな、大晴や。
なんか知らんけど、やっぱあいつのこと諦められへんかった。
まぁ、でも、あの手紙に書いてあった通りやな。
見つからんかった。
やけど、もう、お前らのとこには戻らん。
戻れへんから。
やから、頑張りや。
応援しとるで。
まぁ、またどこかで会えるから。
リチャード。
なんやこれ、
誰もが理解出来なかった。
その後、1人が笑いながら言った。
決まったで。次の目標。
また6人で、ライブしよ。
また6人で、PRIDE歌いたいやん。
Aッ!!!!!!だって、6人の曲やろ?
思い出の曲沢山あるやん。
なんで、2人もおらんの。
やから、また、6人でライブしよ。
難しいやろうけど、大変やろうけど、それ目指して頑張ろや。
こうして4人は前を向いてまた進み始めましたとさ。
コメント
1件
読み終わりました……なんとも切なくて、それでいて最後は温かくなるお話ですね。 消えた大晴とリチャード——それぞれが残した手紙に胸が締め付けられました。“忘れ物は大晴や”って、そんな理由で戻ったんだ……。それでも戻れへんまま、4人だけの目標達成。 最後に「また6人でライブしよ」って言えたのが、すごく強くて、泣けました。現実のグループを想わせる設定も含めて、ぐっと来る話でした。