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…息苦しい。それもそうだ、今…。
「あんさー」
と息苦しい正体にいう。そしてその正体は「ん?」という。まぁ、その正体は弟なのだ。4んだ弟。天界に来てからはずぅ〜と、僕のそばにいるのだ。正直勉強の時以外は関わりたくない
「僕の周りでうろちょろ飛ぶのやめてくれない?レグ」
といかにも嫌そうな顔で言う。レグは4んで邪神になれたものの幽霊という過程をすっ飛ばしてここにいるわけだから気を抜くと浮いてしまうのだ。まぁ、これはこれで可愛いのだが。勉強の時には邪魔だ。
「だって、レリィが構ってくれないんだ!」
と可愛いことを言うが結論勉強には邪魔だ。気が散る上に、遅くまで起きていることがもし他の神にバレたら怒られるからだ。
「僕は今勉強中だ」
と言うが。「なんの?」と返してくるから。僕は素直に「邪神の」と答える。
「俺もやる!!!」
そう言うと思ったよ!と突っ込んでやりたいが。今は勉強したいのだ。それに
「あんまり騒ぐと発作出るぞ」
と4んだとしても喘息として残ってるため、油断はできないのだ。レグは「はっ!」と今気がついたかのように言っているため。可愛いな、と思ったが。勉強の時には邪魔だ。
「お前4んでからバカになってないか?」
と思いつい口に出した。傷つくかと思ったが。「レリィは、逆に賢くなったな」と褒められてしまったので
「お前が目覚めるまで勉強してたからな」
と答えた。テンポよく話が進むが、勉強はテンポよく進まない。可愛いとは思ったが。勉強の時には邪魔だ。
「ずりぃ!」
とレグが言った途端扉が勢いよく空いた。誰か起こしてしまったようだ。ここから部屋が近いのは瓏だ…
「うるさいよ!あんたら!今何時だと思ってんのさ!」
案の定瓏さんだった…
「ごめんなさい」と素直に謝る僕と
「わはぁ、瓏さんキレたァ」と無意識に煽る弟、この差は一体何なのだろう?
そして案の定瓏さんからのお仕置発言に弟のやぁだぁ!と言う声…いつもの光景を見ながら僕は眠りについた