コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私は気晴らしにショッピングモールに買い物に行った。ショッピングモールで優雅に買い物をしていると、そこには悠真と知らない女の人の2人でアクセサリー専門店に入っていった。私は絶望と失望をしかけた。なにかの見間違えかと思って私は目をこすってまた見た。間違えなくあれは悠真だ。私は怒りのあまりにショッピングをする気はなく家にそそくさと帰った。そしてその夜、悠真にLINEをした。
「悠真。少しいい?」
「?どした?」
「今日の昼ショッピングモールいった?」
「え。あ、うんそーだよ」
「隣にいた女の人とアクセサリー専門店入ってたけど何してたの」
「え。いや。べつに?何もしてない。きになったから入っただけ。」
妙に慌てているような悠真私は更に怒りが込み上げた。
「なんでふたりで入ったの。私じゃダメだったの?」 私はそう問いただした。しかし、
「愛菜は今回は少し。そもそも誰と店入ってもいいでしょ。」 逆ギレをしてきた。
「そういう問題じゃなくて2人でアクセサリー専門店に行くこと自体がおかしいの!なんでなの!?」
「おかしくないだろ!たまには他の人と行くことだってあるんだよ!それくらい分かるだろ?」
私たちは久しぶりに言い争いをした。ヒートアップする喧嘩。ついに私は痺れを切らして
「もういい!そんなことするなんて思いもしてなかった!最低!目の前から消えてしまえ!」
と罵声を交わした。
悠真は驚いている様子だ。しかし負けじと
「はぁ!?なんで怒ってんの!?そんなに短気なんかよ。しょーもない。そっちがその気ならこっちもこの気じゃ」
仲直りができそうにない私たち。いつもなら少しのことなら直ぐに仲直りするが今回は両者足を引かない。
そして私たちはそれ以降必要最低限の会話しかしてない。しかし。これは私の大きな勘違いだったのだった。。。
「美帆〜ひとついいか?」
「どうしたの。悠真珍しいね」
「ちょっとさ。彼女の誕生日近くてネックレスをあげようと思うんだ。そこで今度の休みの時にアトバイスとか貰えたりしないかなっていう相談をしに来たんだ。」
「ほぉーん。誕生日プレゼントねぇー」
「女子だったらオソロとかも結構嬉しいよね。悠真と彼女さんで合わせてあげるとか!」
「なるほど?でもセンスないからわかんないんだよな」
「じゃあ今度の土曜日にショッピングモール行きましょ。そこで色々と決めよう」
「分かった。ありがとな」
俺は美帆(幼馴染)に相談をした。誕生日プレゼントを考えるのはとても大変だった。手紙を添えようと思う。しかしこれが後に愛菜に勘違いをさせてしまうことになる。今では後悔だ。
〜土曜日〜
俺は美帆とショッピングモール前に集合した。
会うのは久しぶりだったが美帆は大人っぽくなっていた。
「ネックレスってどんなのがいい?」
「んーイニシャルとかでもいいかもね」
そんな会話をしながら専門店に入った。そこを愛菜に見られてしまっていたのだ。
俺たちは長い間ずっと健闘をしてついに決めた
「俺、YとAのイニシャルのネックレス買うわ」
「いいんじゃない?んじゃーそれ持ってレッツゴー」
この時の俺は実に愉快だった。しかし夜帰ると愛菜から言葉がどんどん浴びせられた。
ついついヒートアップして酷いことを言ってしまった。後悔先に立たず。俺は次の日に会いに行って直接弁解をしようと思ったが、中々予定が合わず暫く話せないっきりだ。
僕の願いは「今すぐ仲直りしたい。愛菜を大切にしたい」その一心だった。
サプライズをしたかったが、これではサプライズどころか破局も有り得る。早いうちに弁解しなくては…