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4 - 鮫島フラムは白市民

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2025年08月13日

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警察署内の取調室につぼ浦とキャップ、そしてある市民が向かい合って座っている。


「えー、鮫島フラム!アナタには犯罪を行ったのに白市民パスを所持しているという疑いがかかっています!正直に言えばすぐに解放してやるぜ。」


「いやそんな訳無いじゃすか、俺は一度も犯罪犯したこと無い白市民ですって!」


「まぁそう言ってくるのは予想済みだ。こっちには証拠があるぜ、まずはこれを見ろ!」


「えーとこれはなんの写真や?ギャングポップアップストアwええんかコレ?…ははーん、なるほど分かりました。これに僕がいると言いたいんですね?」


「その通り、「ギャング」ポップアップストアに白市民なんていたらおかしいよなぁ?」


「フッフッフ…残念ですねつぼ浦さん、実はこの中には僕以外にも白市民がいるんですよ!」


「な、なにィ!?!?本当すかキャップ!?」


「ちょっと待てプロファイル調べるから…あー確かにフラムさんだけじゃないな。」


「そうだったのか、そこは調査不足だったぜ…でもまだ証拠はある!次はこれだ!」


「これは?おぉロールプレイフェスティバルの写真や。」


「そう、このイベントでは白市民チームとギャングチームに別れて対戦したらしいが、なんと!鮫島フラムはギャングチームに入っていたのである!」


「いやそれは人数的なアレで別に深い意味は無いんやって!」


「言い訳は無駄だ!これについては同じイベントに出てたキャップが詳しいんじゃないすか?」


「ん?あぁ、正直そのイベントでのフラムさんはカホンがめちゃくちゃ良かった事しか覚えてない。」


「それは嬉しいわwありがとうございます。」


「ったく使えねぇなこのオッサンは、このままじゃ埒が明かねぇ…」


「すいませーん、つぼ浦に呼ばれてきたんですけどー!」


「お、重要参考人の到着だ。これで観念するんだな!」


「この声ってもしかして……やっぱりズズさんやw」


「あれフラムさん?なにやってんすか。」


「えーカクカクシカジカで、キングにはそういう疑わしい事が無かったか教えてほしい。」


「へぇなるほど?フラムさんねぇ、GBCで一緒にいる時とかJTSで働いてる時とかは分かるんだけど、どっちにもいる形跡無いのに街で会う事あるんすよね。怪しくない?」


「普通に街ブラしてるだけやってwそれにズズさんやっていつもほっつき歩いてるじゃないすか。」


「いや俺はいつもそうだからそういう人なんだなで終わるけど、フラムさんはたまになんだよな…」


「うーんまぁ確かに証拠としては弱いな…他に何か知ってそうな人思い当たるか?」


「えータラちゃんとか?フラムさん仲良いすよね。」


「あータラちゃんさんねぇ…まぁ仲良いっちゃ良いですけど。」


電話してみると程なくしてタラちゃんとバーバリアンが一緒に取調室に入ってきた。


「おばちゃんも来たやんw」


「話を聞いてこれは私も行かなきゃと思ってね。ヤミーエンデバーにも電話したけど繋がらなかったわ。」


「なんかこの空間…崩壊しそうだな。」


「キャップ場違いすね。」


「ストレートに言わないでくれつぼつぼ。あ、すまん電話だ……ナイスタイミングでBMCから呼ばれた。あとは頼んだぞ。」


「勿論です、任せてくださいキャップ。」


「で、話は本当なのかい?鮫島フラムが実は黒市民だったなんてそれは大変なことだよ!!」


「今出てる証拠がこれだ。この事でも他の証言でも良い、2人は何かあるか?」


「そりゃありますとも、フラムさんはねぇこう見えてわっるいヤツなんですよ!借金の連帯保証人を勝手に私にして、返済期日から1ヶ月半以上寝逃げしましたからねアナタ!」


「いやそれはあれじゃないすか、俺とタラちゃんさんの仲だからね?オモロいかな〜って思って。」


「やからそれがアカンって言ってんの!私こんなんでも一応ギャングのボスですよ!?それやのにオモロそうってだけでイタズラじゃ済まない事しでかしてホンマにもう〜w」


「しかもあれすよ、フラムさん借金した理由がお金無いとか欲しい物があるからとかじゃなくて、借金したかったからしたっていう。頭おかしいんかて。」


「それはあれや、人生経験として1回はね?何事も経験って大事やから。ズズさんもやってみると分かりますよ。」


「なにアホな事ばっか言うてんねや。更には借金返さない理由が、返しちゃうと俺とかBJローンさんとの縁が切れちゃうからみたいな事言うてたんですよ。いやどういう事なん!?俺より遥かに黒市民の頭してるわ。」


「いやいやもう借金の話は片が付いたやないですか、タラちゃんさん。9億6千万の借金頑張って返してくださいねぇ。」


「うぐぐぐ…ホンッマにコイツ!!」


「今まで出た証拠がこれね…もう1つ提示できる証拠があるんじゃない?タラちゃん。」


「え?なんかあったっけ?」


「えーとね……これよ、ストリートパークライブのイラスト。」


「俺主催のやつや、これどっかアカンか?」


「よく見なさい。この中で明らかに鮫島フラムが1番黒市民の見た目をしているのよ。」


「これは確かに極悪人にしか見えねぇ。これについてはどう言い訳すんだぁ!?」


「それはもうイラストレーターさんの匙加減でしかないやろwかっこ良く描いてくださったんです。」


「提示しといてアレだけど私はフラムさんが犯罪を犯しているとは思わないね。」


「おばちゃんはどっちの味方なんよwまぁでもこれまでの証拠、全て疑惑止まりやんなぁ?つぼ浦さん?」


「…ちくしょうやられたぜ、今回は負けた。いつか絶対に正体を暴いてやるからな!鮫島フラム!!」


「俺がホンマに捕まるような事したらつぼ浦さん1番に捕まえに来てくださいよ。…あ、 そうや。解散する前に4人に言いたい事がある。」


なんだなんだと4人が一斉にフラムのほうを向く。実に清々しい、大きくよく通った声で言った。


「品行大崩壊よろしくお願いします!!!」

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