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#ドアマットヒロイン
#悪役令嬢
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そして私は歩き出した。
李誦:「すみませーん、どなたかいらっしゃいます
か?」
村に着いた私はまず“安全そうな”宿らしき建物ヘ訪れていた。
??:「はいはい、あらまぁ珍しい、こんな小さな田舎の村にお客さんなんてねぇ。」
私の声を聞いて出てきたのは優しそうなおばさんだった。異世界にありがちな、なにかと助けてくれる感じのおばさんだ。
李誦:「こんにちは、私は李誦(りず)といいます。ずっと山奥で父と二人暮らしていたのですが、父が亡くなり、先ほどこの近くへ来たばかりで、まだまだ世間知らずで…、色々とこの辺りについて教えてはいただけないでしょうか?」
勿論、今のは一部を除いたほとんどが嘘だ。
小さな村で珍しい客人、そんな状況ではこんな感じの理由が自然に見えるだろう。そんな考えから出た行動だった。
??:「あらまぁ、そりゃ大変だったね。山には魔物も出るって言うのに、よく無事だったね。」
しまった、この世界には魔物がいるのか。そっちタイプの異世界か~、なんて呑気な考えが脳裏をよぎってはいたが、私は内心焦っていた。
李誦:「ずっと山にいたからでしょうか、魔物の気配には敏感ですので、」
まあまあいい線いっただろう。
??:「そりゃ凄い。かなりのハンターでもなかなかいないんじゃないかい?おっといけない、山から来たんだったね、疲れただろう?しばらくはうちのこの宿を使ったらどうだい。勿論お代は入らないよ。」
私は思っていたよりも見る目があるらしい。だが、
李誦:「ありがたいのですが、さすがにそれは申し訳ないです。お宿を借りる代わりに、何かお仕事をいただけませんか?」
さすがにお代なしで宿に泊まるのは罪悪感に耐えられない。
??:「おや、そうかい?なら、村のやつらを手伝ってはくれないかい?何せ小さい村で、常に人手不足だからねぇ。 」
なかなか良い仕事をもらえたのでは?
李誦:「ありがとうございます。えぇっと、」
フレン:「あぁ、そういえばまだだったね、私はフレン。フレン・カインドだよ、」
李誦:「よろしくお願いします、フレンさん。」
フレン:「フレンで良いよ、リズ?」
李誦:「ありがとうございます、フレン。」
こうして李誦は、フレンにこの近辺について
教えてもらうのであった。
ちなみにフレンの名前は、フレン←フレンドリー
カインド←カインドから 来ています。