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、、、切ない… 続きめちゃくちゃ気になる 蘇芳さんの入院生活か…… 常磐くん、萩くん、浅葱くん、藤さん、琥珀ちゃん、サポートしてあげてね!!!って応援したい😭
ある日、私は耳が聞こえなくなってしまった。
その日。私たちは水族館に居た
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「常盤くん!こっちだよ!」
「はぁ、、はぁ、、いや。蘇芳さん早いよ、、」
「えぇ〜?」
「蘇芳。テンション高いね」
「そう?」
「張り切りすぎでは、?」
「それくらい楽しみだったんだね〜!!」
「うん!」
「いや。眩しすぎでしょ、、」
「あ!藤さん見て!!サメだ〜!!」
「本当だ」
「凄いですね、、!」
「これなんのサメかな、、」
「常盤ぁぁぁ(泣)琥珀ちゃんが可愛すぎるぅぅ(泣)」
「お、おぉ、、」
家族との思い出の場所でもあるこの水族館をみんなでこれたことで、私はとてもテンションが上がってた。
「常盤k、、」
「お客様ッ!!危ないッ!!」
「え?」
その瞬間。天井からとてつもなく重いものか私の上に落ちてきた
恐らく、天井のコンクリートが床に落ちてきたんだろう。私は頭を打った
見える限りでも、頭から血が出ていた
「蘇芳さんッ!!」
一番最初に彼の声が聞こえた
「蘇芳ッ!!」
「蘇芳さんッ、、!!」
「蘇芳さん〜(´;ω;`)」
「蘇芳、、さん、?」
次々にみんなの声が聞こえてくる。
「み、、ん、な、、」
「蘇芳ッ!!大丈夫だからッ!!」
「今救急車を呼びましたッ!!」
「ありがとうございますッ!」
あんなに必死な藤を見たことがない。
「蘇芳さん、、大丈夫ですよ、、」
「自分、蘇芳さんのそばに居ますから、、」
琥珀も、怖いはずなのにしっかり冷静になっている。
私はその場で意識を失った。
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気がつけば私は大きな病室にいた。でも、、
「蘇芳さんッ!?」
「琥珀、?」
「良かった、、ポロポロ今みんなに連絡しm、、」
「聞こえない、、」
「え?」
「琥珀の声が、聞こえない、、」
「蘇芳、さん、?」
「どういうこと、、」
「な、ナースコールッ!」
耳が聞こえなくなっている。琥珀の可愛らしい声が聞こえない。
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「はぁ、、はぁ、、蘇芳さんッ!!」
「常盤くん?」
「目覚めたんだね、、」
「藤、?」
「蘇芳さぁぁん(´;ω;`)」
「だ、大丈夫、?」
でも、みんなの声は私には聞こえなかった。
「みんなの声が、、聞こえない」
「え、?」
「蘇芳、?」
「え、、(´;ω;`)」
「嘘だろ、、」
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私は強く頭を打ったことで発生する「内耳障害」と診断された。
「治るんですか、?」
「✍」
【一般的な薬を述べば治りますが、あなたの場合、少し強力な薬じゃなとダメかもしれません。】
「そう、ですか、、」
「✍」
【少しの間は入院などをしておきましょう】
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「そんな、、」
「な、治りますよね、、」
「、、、」
「あ、そっか。トントンッ」
「?」
【📱俺たちが全力でサポートするから、一緒に直そう】
スマホのメモ欄で見せてくれた文章に全てがあった気がした。
「ありがとう」
もしかしたら、そのうち滑舌も悪くなっていくかもしれない。そう思うととても悲しい。
「トントンッ」
この手の感じは藤だ。
「?」
【📱私達も手話覚えるね。】
「!」
私は元々中学の時に声が出ない子がいたから、手話ができる。
「ありがとう」
「自分、手話頑張ります、!」
「てか、お店はどうするの?」
「あ、、」
「完全に忘れてた、、」
おそらく浅葱くんの口からはお店のことだと思う
せっかく私たちの為にお店まで足を運んでくれたのに、こんなことを知ったら悲しんでしまう。
そして、私の頭にはもうひとつの疑問があった
「大学、、」
「あ、、」
「どうしよう、、」
「大学のことなら俺何とかしとくよっ!!」
「ありがとう萩」
こうして、私の1週間の入院生活が始まった