テラーノベル
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mtk side
僕たち二人は並んで歩く。
自然と、手の甲が触れる。
僕が離れなかったので、
若井もそのままにした。
指を絡めることはない。
それでも、確かにつながっている。
「ねえ」
「なに?」
「今の距離、ちょうどいい」
若井は小さく笑った。
「じゃあ、覚えとく」
今この時間を過ごしていることに
幸せを感じてる僕がいる。
「若井、好きだよ」
「なに急に 笑
俺も好きだよ。元貴に負けないくらい」
なんて、若井がニヤけるから
僕は恥ずかしくなって若井を蹴った。
Ryok side
後日、二人が正式に付き合ったことを聞いた
僕は思わず涙が出ていた。
「なんで涼ちゃんが泣くの 笑」
なんて、若井に笑われたが
僕はずっと二人の思いを知ってたんだよ。
やっと、やっと実ってくれた。
それが、自分のことのように嬉しい。
元貴はもう、若井を
「怖い存在」とは思っていない。
若井も、元貴を 「壊れやすい存在」
だけだ とは思っていない。
僕は二人を見て、こう思った。
――ちゃんと、恋をしてるな。
派手な言葉も、劇的な展開もない。
けれど、毎日を一緒に選び続ける。
それは、とても甘くて、
とても強い関係だった。
弱い時は支え合い、
元気な時は並び合う。
求めるのは、支配でも依存でもなく、
“そばにいること”。
それが、二人の選んだ関係だった。
〜
「 君と僕と甘い蜜 」
これにて完結となります!
最後まで読んで頂きまして
本当にありがとうございます。
番外編として付き合った後の2人の様子を
書くかもしれません。
この後書く物語はなにも考えていないので
リクエスト等あれば短編集として
出すこともあるかもしれませんので
リクエストお待ちしています。
あとぜひ仲良くしてくれると嬉しいです🥹
コメント
4件
一気に読ませて頂きました。 もう 凄く大好きな作品です。 番外編 是非!拝見したいです♥️💙
完結おめでとうございます🎉 めちゃくちゃ好きなお話でした! 番外編見てみたいです👀