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よし、付き合いました!…と言っても、普段から一緒にいる!って言うわけではなくて。
俺は一つ、目黒にこんな提案をした。
「一ヶ月お試しで付き合ってみよう。」と。
目黒はそんなのしなくてもいいんじゃない?と笑いながら言っていたけど、もしかしたら、いや、後々やっぱり無理かも。って、なってしまうかもしれない。
目黒に無理して俺と付き合ってほしくない。
自分の気持ちを最優先にしてほしい。と俺が強く言ったら、目黒はわかった、とだけ言ってその日はお互い了承した形になった。
それからというもの、なかなかスケジュールの関係で会えない日々が続いたけれど、目黒は毎日と言ってもいいくらいには連絡してくれた。
隙間時間に電話してくれたり、いま〜してる。とか些細なことでもLINEで送ってくれたり。
つき、あってるのか。って、実感できる、そんな目黒の些細な気遣いが嬉しかった。
今日、目黒と付き合ってから三週間。
お試し期間が終わるまで、あと一週間。
それまでは、恋人同士だ。
もっと、一緒にいたいな。
別れたく、ないな。
キス、してみたいな…なんて。
一人での撮影での楽屋で、そんなことを考えていると、ぴろん、とスマホの着信音が鳴る。
目黒からだ。
mg『ねぇ、来週の日曜午後から空いてるんだけど、一緒に出かけない?」
思わず、えっ、と言う声が出る。
来週の日曜日と言ったら、お試し期間の最終日だ。
mg『時間あったらでいいんだけど、どう?』
「いいよ、でも、どこ行くの?」
俺が返信すると、すぐに既読がついて、こんなメッセージが送られてきた。
mg『内緒』
いや、内緒って…。
内緒、が、一番怖いかもしれない。
そう心の中で思いつつ、分かった、楽しみにしてるね、と送れば、うん。って一言。
もしかしたらだけど、目黒は決心ついたのかもしれない。
別れる、という選択肢をするのかもしれない。
でも逆に、これからもよろしくね。かもしれない。
これからもよろしくね。であって欲しいなんて。
ただの俺のエゴなのかな。
そう思いつつ机の上にスマホを置いた。
ピロンと着信音がなる。
それと同時にスタッフの方に呼ばれる。
慌ててスマホをポケットにしまった俺はもう一度目黒からLINEが届いていたことを知らなかった。
そしてその言葉が。
『会いたい。』と言う言葉であったと言うことも、知らなかった。
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どうなる。 続き気になります。待ってます♪