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#相互部屋
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撮影が終わって、スマホを取り出す。
「ん?LINE…」
通知を押してLINEを開くと目黒からメールが来ていた。
mg『会いたい』
えっ、と思わず声が溢れる。
隣で歩いていたスタッフさんも不思議がって、あっ、なんでもないです。と軽く会釈してから楽屋に戻った。
いや、待って、会いたいって…
今までこんなこと言われたことなかったから、嬉しい反面、どうしたんだろう?なにかあったのかなっていう不安も押し寄せてくる。
「LINE気づくの遅れてごめんね。
どうしたの?」
俺が返信してから5分後くらいにぴろん、と通知音がなる。
mg『会いたいなと思って。』
「会いたいなと思ってって…」
mg「ちょっと近くきたから。
彼氏に会いたいじゃん」
会いたいじゃん。
このたった一言だけで、俺は浮かれきっている。
「…会いたくなっちゃったか笑」
mg「うん、もういるから降りてきて」
送られてきた返信をみてぶわっと顔が熱くなる。
戻ってきたスタッフの方に今日は帰ります、ありがとうございましたとだけ言って、俺は足早にエントランスに向かった。
「あっ、め、めっ」
エントランスを出ると、マスクと帽子を被っためめがスマホを弄りながら待っていた。
スマホを持つ指先がすこし赤く染まっていて、あ、結構待ってたのかもしれない。と嬉しい反面申し訳ない気持ちが込み上げてくる。
「ご、めん…待たせたよ…ね…」
目黒の近くに歩いて行った瞬間、ぎゅっと正面から抱きしめられる。
「え」
mg「充電」
抱きしめられたことにびっくりして、目黒の方を向いた時にはもうすでに目黒はマスクを外していて。
会いたかった。と言いながら目黒は俺の肩に頭を預けて、ぎゅーぎゅー腕の力を強めていく。
「さむ、かったでしょ」
mg「んん」
全く。っていう目黒の指先を握ってみるとびっくりするくらい冷たくて。
「わっ、冷たっ…ごめんっ」
mg「…なんで謝るの?」
「えっ、」
mg「謝んなくていいじゃん」
「いや、待たせちゃったの俺だし…」
mg「俺が会いたくて勝手に待ってたんだから謝る必要ないよ笑」
目黒が俺の前髪を掬いながら言う。
髪の先からでも、目黒の柔らかくてあたたかい体温が伝わってきているような気がする。
「…ありがとう」
目黒にぎゅっと抱きつけば、うんって目黒は言って抱きしめ返してくれるから。
こんな、安心できる人ってそうそういない。
だから、嬉しい。
「来週、楽しみだね」
mg「ん?」
「どっか、連れてってくれるんでしょ?」
mg「んふふ、うん。
あ、先言っとくけど泊まりだから準備しといてね」
「え、泊まり!?」
泊まりという言葉にびっくりしてぱっと顔を上げる。
目黒は?みたいな顔をしていた。
mg「泊まりだよ、一泊二日旅館に」
「りょ、旅館…」
mg「うん、だから、楽しみにしててね」
ふわっと柔らかく笑う目黒が、もうカッコよくて、俺はしばらく目黒の胸にぼすっと頭を預けたまま顔を見れなかった。
コメント
5件
尊すぎて死にそうです…😭

うー良いですね。 会いたかったから🥰 照れてる💚が可愛い😍 楽しみ😊
あと2話ほどで完結する予定です!! (後日談は投稿予定)